元浦和 ・平川忠亮の引退試合に闘莉王、小野伸二ら豪華メンバーが集結!「苦しい時こそ前に進む」レッズの伝統が開催を後押し
2002年の入団以来17年間に渡って浦和レッズ一筋でプレーし、2018年シーズン終了後に現役を退いた平川忠亮氏の引退試合が、浦和駒場スタジアムで開催された。浦和レッズの栄光を支えた面々によって結成された「URAWA ☆☆☆ LEGENDS(浦和スリースターレジェンズ))」の一員としてフル出場した平川は、3得点の活躍で最後のピッチに別れを告げた。
Thiên nga Junichi
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2021/07/23
三菱重工カップ 平川忠亮引退試合グッズ販売中 8月1日(日)22時まで
平川忠亮 引退試合クラウドファンディング 8月20日(金)23時まで
ⒸURAWA REDS
平川忠亮氏は、筑波大学卒業後の2002年に浦和レッズに入団し、17年間に渡って在籍。通算335試合に出場、9得点の成績を収め、これまでに浦和レッズが獲得してきた13個のタイトルすべてに貢献してきた。
平川氏が、「雰囲気が特別。プロデビューを果たしたこの場所で、引退できることが幸せ」と語る浦和駒場スタジアムで開催されたこの日の試合には、かつて浦和レッズを支えた岡野雅行氏(ガイナーレ鳥取代表取締役GM)、田中マルクス闘莉王氏、そして清水商業高校の同級生で、今も現役を続けている小野伸二選手(北海道コンサドーレ札幌)など、豪華面々が集結し、平川氏の最後の勇姿に花を添えた。
ⒸURAWA REDS平川忠亮 引退試合クラウドファンディング 8月20日(金)23時まで
ⒸURAWA REDS
平川忠亮氏は、筑波大学卒業後の2002年に浦和レッズに入団し、17年間に渡って在籍。通算335試合に出場、9得点の成績を収め、これまでに浦和レッズが獲得してきた13個のタイトルすべてに貢献してきた。
平川氏が、「雰囲気が特別。プロデビューを果たしたこの場所で、引退できることが幸せ」と語る浦和駒場スタジアムで開催されたこの日の試合には、かつて浦和レッズを支えた岡野雅行氏(ガイナーレ鳥取代表取締役GM)、田中マルクス闘莉王氏、そして清水商業高校の同級生で、今も現役を続けている小野伸二選手(北海道コンサドーレ札幌)など、豪華面々が集結し、平川氏の最後の勇姿に花を添えた。
URAWA ☆☆☆ LEGENDSメンバー
【GK】1山岸範宏、1西川周作、23都築龍太、23岩舘直(クリアソン新宿) 【DF】2坪井慶介、3宇賀神友弥、4田中マルクス闘莉王、4那須大亮、5槙野智章、12堤俊輔、17永田充、46森脇良太(京都)【MF】7酒井友之、9武藤雄樹(柏)、10柏木陽介(岐阜)、13鈴木啓太、14平川忠亮、16相馬崇人、16青木拓矢(FC東京)、18小野伸二(札幌)、19内舘秀樹、20堀之内聖、22阿部勇樹、30岡野雅行、39菊池大介(栃木)、41関根貴大 【FW】9永井雄一郎(はやぶさイレブン)、11田中達也(新潟)、20李忠成(京都)、30興梠慎三【監督】堀孝史【コーチ】土田尚史
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浦和レッズメンバー
【GK】25塩田仁史【DF 】17伊藤敦樹、4岩波拓也、15明本考浩、42工藤孝太、36福島竜弥【MF 】 29柴戸海、19金子大毅、11田中達也、37武田英寿、24汰木康也、21大久保智明【FW 】 33江坂任【監督】リカルド・ロドリゲス
浦和レッズユース·ジュニアユースメンバー
吉澤匠真、髙木大和、久世謙伸、戸倉遼、長谷川渉、堀江真広、クリムキ アンドリュー、会田光希、佐藤耕太、谷口雄平、松坂芽生、松坂碧生、井原桜太、和田武士
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平川氏の引退試合は、URAWA☆☆☆LEGENDSと、現役世代の選手やユースチームの面々によって構成された浦和レッズによるカップ戦形式で実施された。
試合は34分、先ほどF C琉球への期限付き移籍が発表された武田英寿のゴールで、浦和レッズが先制。
対するURAWA☆☆☆LEGENDSは、39分にPKを獲得すると、これを平川が落ち着いて決め、1対1の同点に…。
PKを決めた平川を祝福するURAWA☆☆☆LEGENDSの選手達。
さらに44分には、平川のシュートが決まり、URAWA☆☆☆LEGENDS が勝ち越しに成功する。
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引退試合で全盛期を彷彿とさせる攻め上がりを見せた平川は、この日スタジアムに集まった4991名(上限5000人)の観衆を沸かせた。
この日の浦和レッズのスターティングメンバーには、6月に柏レイソルから電撃移籍したばかりの江坂任選手も名を連ねた。45分には、“移籍後初得点”を決めるなど、存在感をアピール。2対2で前半を折り返す。
後半のURAWA☆☆☆LEGENDS は、浦和レッズがJリーグ初優勝を飾った2006年頃の主力選手が中心となってメンバーで、チームを構成。懐かしさを感じさせる面々が名を連ねた。
後半は、運動量に勝る浦和レッズユースの面々に、ボールを支配される時間帯も多く見られたURAWA☆☆☆LEGENDSだが、54分には再びPKを獲得。
平川がゴール右端に決めて3−2と勝ち越しに成功すると、これが決勝点となり、URAWA☆☆☆LEGENDSが3対2で勝利を収めた。
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試合結果:URAWA ☆☆☆ LEGENDS 3-2 浦和レッズ(来場者数4991名)
浦和レッズGiáo dục武田英寿(34分)、江坂任(45分)
URAWA ☆☆☆ LEGENDS:平川忠亮(39分・PK)、平川忠亮(44分)、平川忠亮(54分・PK)
清水商業時代の同級生で、平川の浦和レッズ入団のきっかけを作った小野伸二(現・北海道コンサドーレ札幌)も、この日はフル出場。
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試合終了後に行われた平川忠亮氏の引退のセレモニーでは、小野伸二選手が花束を贈呈する場面も見られた。
2002年から2006年まで浦和レッズの社長を務め、「平川氏は同期入社」と語る犬飼基昭氏 からMVP賞を受け取る。
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引退挨拶の冒頭で、スタジアムやオンライン配信で試合を見守ったファンに向けて、感謝の想いを語った平川氏は、「新型コロナウイルスの影響により、世界は辛く苦しい状況にある。開催すべきか悩みましたが、さまざまな議論を重ねた末にチャレンジを決めた」と、一度は計画が白紙になった引退試合を迎えるまでの葛藤について言及した。
続けて「苦しさや辛さ。その先にある栄光や、輝きを教えてもらった」と、17年間のキャリアを捧げたチームへの想いを語った平川氏は、「浦和レッズのJ2降格が決定した瞬間(1999年11月27日 対サンフレッチェ広島戦)を、スタジアムで観戦していた」というエピソードを披露。
「降格が決まった時は、浦和駒場スタジアムが深い悲しみに包まれて非常に苦しい状況でしたが、チームは先輩方やOBの皆さん、昔からのファンやサポーターの皆さんが一つになり、1年間でJ1に復帰。(浦和レッズは)苦しい時にこそ一つになり、前に進む大きなパワーを持ったチームだと思う」と、幾多の苦しい状況に立ち向かってきた浦和レッズの伝統が、引退試合の開催を後押しするきっかけになったことを明らかにした。
2018年シーズン限りで現役を退いてからは、コーチとして浦和レッズの強化にあたっている平川氏は、チームの現状や未来についても言及。
「浦和レッズは、(チーム再建に向けた)3年計画の途中にあり、リカルド・ロドリゲス監督の元で、1試合でも多くの勝利を掴み取るための厳しい練習を行っています。しかし、チームは3年で終わるわけでない。ファン、サポーターの皆さんの力とともに、永遠と(クラブの歴史は)続いていく。 OB、現役選手、未来を担うアカデミーの選手達、3世代とともに幸せな時間を過ごし、タイトルを争えたことが幸せ。浦和を愛する人々に、明るい未来があることを祈っている」と、自身の今後と更なる浦和レッズの飛躍を誓い、引退セレモニーを締めくくった。
平川忠亮 引退試合クラウドファンディング 8月20日(金)23時まで