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Những đột biến lịch sử được các anh hùng yêu thích VOL.73 “Huyền thoại xưa tại World Cup Qatar”

World Cup thú vị ở Qatar đã kết thúc. Tôi tự hào về màn trình diễn của đội tuyển quốc gia Nhật Bản, nhưng nhìn thấy Messi với nụ cười tươi trên khuôn mặt khi cầm cúp vô địch World Cup thì rất cảm động, vì nó khiến tôi nhớ đến Diego 36 năm trước.

Biểu tượng 29634314 1815368455432881 1085668874 oHiroaki Konishi | 2022/12/21
とうとう、アルゼンチンのメッシ選手がW杯を制し、すべての面でディエゴ様を超越する存在になったと思います。できれば、お二人でトロフィーを掲げる姿が見たかったと思うのは私だけではないでしょう。
表彰式でW杯トロフィーを運ばれたお二人はディエゴ様と共に86年メキシコW杯を制したチームメートでした(図1)。

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Hình 1 カタール大会表彰式のプンピードさんとバティスタさん。右は90年イタリアW杯のお二人。
もしディエゴ様がこのお役目をされていれば、きっと私の涙腺は崩壊していたことでしょう。

バティスタさんは日本でも選手や監督として活躍されたので、NHKの放送実況でも紹介がありましたが、プンピードさんについては触れられず、私も最初はどなたかわかりませんでした。

今回はディエゴ様が亡くなられて初めてのW杯ということで、大会期間中にディエゴ様に関するイベントも開催されていたようです(図2、3)。

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Hình 2 カタール大会に集われた78、86Năm W杯優勝メンバーの面々。ケンペスさんやバルダーノさんは試合会場のゲスト席でも時々カメラに抜かれていましたが、(私が見ていた限り)実況で紹介されることはなかったと思います。

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 Maradona FanFest 5月ぐらいに就航した飛行機やディエゴ様の歴代のユニフォームの展示など、盛りだくさんなイベントだったようです。これだけでも日本で開催してほしいです。

カタールはディエゴ様が以前監督業をされていた、ある意味ゆかりの地でもあるUAEの隣国ですので、オイルマネーに物を言わせてか(?)、すごいお宝の展示もあったようです(図4)。

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図4 カタールの博物館に展示された歴代名選手のユニフォーム。右端は以前約12億円で落札された86年W杯で「神の手」、「5人抜き」のイングランド戦でディエゴ様が着ていたもの。ちなみにマテウスさんから寄贈された優勝時のユニフォームも展示されていたようです。

さて、マテウスさんも試合中にカメラに何度か抜かれていましたが、やはり特に紹介はなかったと思います。
図5はカタール大会直前イベントに参加された歴代優勝チームのレジェンドですが、2002年大会以降の選手たちがゲスト席におられれば実況でも紹介されていましたが、それより昔になると、ほぼスルーだった気がします。

いにしえのサッカーファンとしては、いくら昔とはいえ、偉大なレジェンドの紹介もないなんて、けしからんと思ったのですが、トロフィーを持っている方がよくわからない…。

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 トロフィーを持っているのはアルトベリさん(82年大会優勝のイタリア)でした。78、86年大会メンバーは図2のように別イベントにおられたようです。その他のメンバーは以下の通りです。
90年大会、マテウスさんとベルトルトさん(西ドイツ)
94年大会、ベベットさん(ブラジル)
98年大会、ジョルカエフさん、トレゼゲさん、デサイーさん(フランス)
02大会、ロベルト・カルロスさん、カフーさん(ブラジル)
06年大会、マチェラッティさん(イタリア)
10年大会、カシージャスさん(スペイン)

図2中の78年大会優勝メンバーにはケンペスさんの他に、ベルトーニさん、フィジョールさん、タランティーニさんなど懐かしい方々がおられました。

ただ、年齢的に74年W杯以前の出場選手になると現地に赴くのが厳しいのか、調べてもあまり見つからなかった気がします。

やはり、我々の年代でサッカーのレジェンドと言えば、ペレさん、クライフさん、ベッケンバウアーさんですが、クライフさんは2016年に亡くなってしまいました。

ペレさんも闘病中らしく、勝利後のブラジル代表が横断幕でエールを送っていました。
皇帝のご様子が気になり調べてみたところ、図6の画像がありました。

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Hình 6
 1990Năm W杯優勝の西ドイツチームメンバーが揃ったイベント(2020年)。皇帝(前列中央)もお元気そうですが、ちょっと心配なニュースもありました。

最近、一緒にフットサルをしている学生さんが、図6に写っている日本にもなじみ深いリトバルスキーさんやブッフバルトさんを知らないことに愕然としました。

82年、86年大会も準優勝で、私が若いころ見たW杯では必ず決勝に進んだドイツチームに日本が勝つ時代が来るなんて…。

様々時代の流れを痛切に感じるカタール大会でしたが、スパイクについても本当に何も語ることがなく、唯一、決勝のレフリーがコパムンを履いていたことが救いでした。
 
一応、スパイクメーカー的には78年、86年W杯優勝メンバーの多くが履いていたプーマ推しで、「三苫選手の1ミリ」がプーマのスパイクだったのが印象的でした(図7右上)。

90年代からW杯決勝の舞台でプーマのスパイクを履く選手はめっきり減ってしまい、06年優勝のブッフォン選手(イタリア)ぐらいしか思い当たりません。

しかし、前回大会はグリーズマン選手、ジルー選手(フランス)、ルカク選手(ベルギー)、スアレス選手(ウルグアイ)などの有名選手がプーマのスパイクを履き、久しぶりにワールドチャンピョンチームにプーマの選手がいました。
今大会はネイマール選手もプーマを愛用するようになり、結果的には前回大会同様、グリーズマン選手、ジルー選手に加え、ヴァラン選手の3人がプーマのスパイクで決勝にのぞみました。

ただ、3選手とも途中で交代してしまいました。

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 今大会決勝のフランスイレブン。赤いスパイクはプーマのモデル。右上は三苫選手のスパイク。

まあ、くだらない話題はさておき、PK戦で惜しくも敗れはしましたが今後もエムバペ選手がいる限り、しばらくフランスの時代は続きそうですね。
まだ23歳でW杯12ゴール(14試合)…。超一流が集まる大会でも、なんだか一人だけ世界が違う感じがしました。おそろしい。  

さて、W杯が終わって年末というのは、なんだか変な感じですが、今年はビンテージスパイクコレクターにとってはかなり当たり年でした(図8)。


どんな名選手でも年齢を重ねれば、すいぶん変化してしまいますが、当時憧れた名選手のスパイクは、(多少の劣化はありますが)今も変わらずいい雰囲気を感じさせてくれます。

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 ここ数年ほとんど見たことがなかった70年代、80年代の西ドイツ時代のプーマ「KING」が今年になって相次いで見つかりました。右下は2色ソール最後のモデル「KING SL」。
 

ディエゴ様特別仕様モデル
もアルゼンチンから入手できるなど、コレクターにとっては有意義な年でしたが、もしかしたら、戦争の影響で物を手放される欧米人が多くなったことが要因かもしれません。
 

たまたまですが、70年代に活躍されたネッツアー選手(西ドイツ)のシグネチャーモデルもたくさん手に入りました(図9)。
ウクライナ国旗色なので、戦争終結、ウクライナの平和を願って、今年最後の投稿をこのスパイクの画像で締めたいと思います。

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 ネッツアーアズール(取替え式)とロイヤル(固定式)。
 

(写真はアフロ及びゲッティイメージズなどから転載させていただきました)