Thâm nhập GAKU-FC! !
老若男女、国籍も関係なく知らないもの同士が一緒にボールを蹴って汗をかいたら自然と距離が縮まり、握手をして友だちになっていく。これがフットボールのよさだと思う。自身もボールを片手にたくさんの国を訪れ、世界中に友だちができた。日本にもフットボールのよさを体現している施設がある。MIFA Football Parkだ。そのMIFAでGAKU-MCさんが考案されたイベントが数年ぶりに開催されると聞き、潜入させていただいた。※メイン画像:提供/MIFA
Koike Kikuchi
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2023/05/13
「昨年の今頃は何をやっていたのだろう?」ふと気になってスマートフォンの写真を見返した。オープンしたばかりのMIFA Football Park福岡でボールを蹴っている写真が出てきた。
そのまま過去2~3年の写真を見ながら「ここ数年のコロナ禍の中でもMIFAでボールを蹴ることで、たくさんの友だちができたな~」としみじみ振り返る。以前の記事(行けば元気になれる場所!MIFA Football Park立川の新たなチャレンジ | King Gear [キングギア] (king-gear.com))でも書いたが、コロナ禍で仲間と会える機会が減る中で、足を運べば元気をもらえるMIFA Football Parkは自身にとってなくてはならない貴重な場所となっていたのだ。
念願叶い、4月23日のMIFA Football Park豊洲での回に、元フットサル日本代表の小野大輔さん(写真右側)と共にコーチとして参加させていただいた。小野さんはフットサルのワールドカップに2度出場し、活躍してきたフットサル界のレジェンドだ。華麗な足さばきと圧倒的なキープ力でこの日も会場を大いに盛り上げていた。
GAKUさんや小野さんが積極的に名前を呼んでいる姿を見て真似た。ウォーミングアップをする中で、参加者の方々の個性が見えてくる。「いっぱいしゃべる方」「黙々とたくさん走る方」「リーダーシップを取る方」など、三者三様だ。何よりどの種目もみんな笑顔なのが印象的だ。
最後にGAKUさん率いるコーチチームと参加者の皆さんと試合を行った。手強いチームもあったが、勝負強いGAKUさんのゴールや、小野さんのドリブル(ホントに取られません)などのお陰で全勝!本気で戦うのはやはり楽しいですね。
ー ーファンの方々とフットボールを通してコミュニケーションをとるイベントを開催しているアーティストはGAKUさん以外にいないと思います。「GAKU-FC サッカー部創設への道」を発足した理由は?
GAKU-MC:コロナの時期にライブができなくなりましたね。僕らも厳しかったですが、SNSなどで届くファンの皆さんからのメッセージ。『なにかしてください!』の声に、このアイディアを思いつきました。フットボールのいいところの一つに、人と繋がれる、というものがあると僕は考えます。
サッカーを一緒にしたら仲良くなれる。実際に僕の友人関係は同業者よりも蹴り友のほうが断然多い。だからファンの人たちとサッカーしたら、きっといい関係になれるんじゃないか、と。みんなで蹴ったら楽しいし、音楽もきっともっとココロに届くはず。汗かいて一緒に歌えたら最高。音楽とサッカーは人と人を繋ぐ。GAKU-FCがそんな場所になったら素敵だと思っています。
ーーイベント中に積極的に参加者の皆さんの名前を呼んでいたのが印象的でしたが、その理由を教えてください
GAKU-MC:プレー中は積極的にその人の名前を呼ぶようにしています。胸に名札をつけてもらっているので、見ればわかる。名前で呼ばれたらディフェンスだって頑張れるし、出せなかった一歩がすっと出る。誰も知らない中でプレーしていても、名前を呼ばれるだけでリラックスできたことが、今までの経験でたくさんあったので、それを実践するようにしています。
元日本代表の名波浩さんや、現代表監督の森保さんが僕らのチームにゲストとして入ってきて、共にサッカーをしたことがあります。驚いたのは、彼らは可能な限りチームメイトを名前で呼んでいた。『お名前、何さんですか?』とレンジェンドたちに聞かれて嫌な気になる人なんかいませんね。
ラインの上げ下げを彼らから指示される時に名前を呼ばれたら本当に頑張れる。実際チームメイトたちはいつも以上にめちゃくちゃ頑張っていた。これは彼らから教わったサッカー上達の究極の秘訣です。名前で呼び合えば、チームは絶対に強くなるし、よくなると僕は考えています。
GAKU-MC:最高だったと思います。もちろん改善点もありましたが、それに気がつけたことがいい。サッカーのレベル、年齢、性別、とにかく幅が広かったので、みなさんがどう楽しめるかが難しいところ。
サッカーをしたことがない小さな子どもがいる一方で、かなり高いレベルでプレーしていた人もいた。運動なんか随分していませんと告白してきた主婦の方もいて、その皆さんの欲求を同じように満たすことは難しい。
だけど僕の音楽を好きで集まってきてくれた皆さんです。ボールを一緒に蹴ったら何か生まれるはず。実際に鬼ごっこから始まり、基本練習をして、ゲームという流れの中で皆さんが楽しんでいる姿は、見ていて本当に嬉しくなりました。
開催後にいただいたアンケートも全て読み、コーチたちとシェア。トライアンドエラーを繰り返して、さらにいい運営にしていこうと作戦会議もしています。今後ももちろん続けますし、大会を開催できないか、と発案中。今年は福岡大会。来年は仙台大会、と持ち回りでできたらいいなあ。そうしたらチームで移動して、大会に出て、夜はその街のおいしいご飯を皆でいただく。絶対に楽しいですよね?!そんなことを想像しています。
※ MIFAとは「Music Interact Football for All」の意味で、Mr.Children桜井和寿とGAKU-MCのユニット「ウカスカジー」が所属し、音楽とフットボールを通じて、さまざまなコミュニケーションを創造することを目的とした団体です
MIFA オフィシャルサイト
http://mifa.co.jp
「GAKU-MC OFFICIAL SITE」
GAKU-MC OFFICIAL SITE |
GAKU-MC 公式アプリ「GAKU-FC(ガクエクシー)」
そのまま過去2~3年の写真を見ながら「ここ数年のコロナ禍の中でもMIFAでボールを蹴ることで、たくさんの友だちができたな~」としみじみ振り返る。以前の記事(行けば元気になれる場所!MIFA Football Park立川の新たなチャレンジ | King Gear [キングギア] (king-gear.com))でも書いたが、コロナ禍で仲間と会える機会が減る中で、足を運べば元気をもらえるMIFA Football Parkは自身にとってなくてはならない貴重な場所となっていたのだ。
提供/MIFA
そんななか、「GAKU-MCと一緒にボールを蹴ろう!GAKU-FC サッカー部創設への道」が久々に開催されるというニュースが届いた。誰にでもフラットに対応し、年齢を重ねていく度に、新しい音楽の作成はもちろん、フルマラソンやトレイルランなど、未知な世界にチャレンジしていくGAKUさんが「どのようにフットボールのよさをシェアしたり、ハッピーな雰囲気を参加者と共につくっていくのか知りたい!」そんな感情に駆られた。念願叶い、4月23日のMIFA Football Park豊洲での回に、元フットサル日本代表の小野大輔さん(写真右側)と共にコーチとして参加させていただいた。小野さんはフットサルのワールドカップに2度出場し、活躍してきたフットサル界のレジェンドだ。華麗な足さばきと圧倒的なキープ力でこの日も会場を大いに盛り上げていた。
提供/MIFA
快晴のなか、GAKUさんから参加者の皆さんへの挨拶からスタート。続いて、鬼ごっこやボールを使ったウォーミングアップで身体を暖める。提供/MIFA
提供/MIFA
提供/MIFA
写真をよく見ていただければわかると思うが、コーチはもちろん、参加者の皆さん全員が名前を書いたシールをシャツの上などに貼っている。一期一会の出会いでお互いの名前を呼び合い、コミュニケーションを図っていこうという狙いであろう。GAKUさんや小野さんが積極的に名前を呼んでいる姿を見て真似た。ウォーミングアップをする中で、参加者の方々の個性が見えてくる。「いっぱいしゃべる方」「黙々とたくさん走る方」「リーダーシップを取る方」など、三者三様だ。何よりどの種目もみんな笑顔なのが印象的だ。
提供/MIFA
ウォーミングアップの後は、参加者とコーチをチームに分けて試合。得点を取った際に1時間前まで知らない者同士だったメンバーがハイタッチ。「ナイスシュート!」などと前向きな声掛けをし合っている。ボールを通じてコミュニケーションを取れた瞬間だ。最後にGAKUさん率いるコーチチームと参加者の皆さんと試合を行った。手強いチームもあったが、勝負強いGAKUさんのゴールや、小野さんのドリブル(ホントに取られません)などのお陰で全勝!本気で戦うのはやはり楽しいですね。
提供/MIFA
試合後はコートに併設されているMIFA Football Cafeにてドリンクを片手にミーティングが行われ、GAKUさんと参加者の皆さん、そして参加者同士がコミュニケーションを取る時間となった。提供/MIFA
コロナ禍の数年により、リアルなコミュニケーションが減った今、まさに日本全国に広がって欲しいハッピーな光景であった。 イベント後には発起人のGAKUさんに話を聞かせていただいた。ー ーファンの方々とフットボールを通してコミュニケーションをとるイベントを開催しているアーティストはGAKUさん以外にいないと思います。「GAKU-FC サッカー部創設への道」を発足した理由は?
GAKU-MC:コロナの時期にライブができなくなりましたね。僕らも厳しかったですが、SNSなどで届くファンの皆さんからのメッセージ。『なにかしてください!』の声に、このアイディアを思いつきました。フットボールのいいところの一つに、人と繋がれる、というものがあると僕は考えます。
サッカーを一緒にしたら仲良くなれる。実際に僕の友人関係は同業者よりも蹴り友のほうが断然多い。だからファンの人たちとサッカーしたら、きっといい関係になれるんじゃないか、と。みんなで蹴ったら楽しいし、音楽もきっともっとココロに届くはず。汗かいて一緒に歌えたら最高。音楽とサッカーは人と人を繋ぐ。GAKU-FCがそんな場所になったら素敵だと思っています。
ーーイベント中に積極的に参加者の皆さんの名前を呼んでいたのが印象的でしたが、その理由を教えてください
GAKU-MC:プレー中は積極的にその人の名前を呼ぶようにしています。胸に名札をつけてもらっているので、見ればわかる。名前で呼ばれたらディフェンスだって頑張れるし、出せなかった一歩がすっと出る。誰も知らない中でプレーしていても、名前を呼ばれるだけでリラックスできたことが、今までの経験でたくさんあったので、それを実践するようにしています。
元日本代表の名波浩さんや、現代表監督の森保さんが僕らのチームにゲストとして入ってきて、共にサッカーをしたことがあります。驚いたのは、彼らは可能な限りチームメイトを名前で呼んでいた。『お名前、何さんですか?』とレンジェンドたちに聞かれて嫌な気になる人なんかいませんね。
ラインの上げ下げを彼らから指示される時に名前を呼ばれたら本当に頑張れる。実際チームメイトたちはいつも以上にめちゃくちゃ頑張っていた。これは彼らから教わったサッカー上達の究極の秘訣です。名前で呼び合えば、チームは絶対に強くなるし、よくなると僕は考えています。
提供/MIFA
ーー仙台、福岡、立川、豊洲と4会場で今イベントを開催されましたが、率直な感想と今後の展望を教えてくださいGAKU-MC:最高だったと思います。もちろん改善点もありましたが、それに気がつけたことがいい。サッカーのレベル、年齢、性別、とにかく幅が広かったので、みなさんがどう楽しめるかが難しいところ。
サッカーをしたことがない小さな子どもがいる一方で、かなり高いレベルでプレーしていた人もいた。運動なんか随分していませんと告白してきた主婦の方もいて、その皆さんの欲求を同じように満たすことは難しい。
だけど僕の音楽を好きで集まってきてくれた皆さんです。ボールを一緒に蹴ったら何か生まれるはず。実際に鬼ごっこから始まり、基本練習をして、ゲームという流れの中で皆さんが楽しんでいる姿は、見ていて本当に嬉しくなりました。
開催後にいただいたアンケートも全て読み、コーチたちとシェア。トライアンドエラーを繰り返して、さらにいい運営にしていこうと作戦会議もしています。今後ももちろん続けますし、大会を開催できないか、と発案中。今年は福岡大会。来年は仙台大会、と持ち回りでできたらいいなあ。そうしたらチームで移動して、大会に出て、夜はその街のおいしいご飯を皆でいただく。絶対に楽しいですよね?!そんなことを想像しています。
※ MIFAとは「Music Interact Football for All」の意味で、Mr.Children桜井和寿とGAKU-MCのユニット「ウカスカジー」が所属し、音楽とフットボールを通じて、さまざまなコミュニケーションを創造することを目的とした団体です
MIFA オフィシャルサイト
http://mifa.co.jp
「GAKU-MC OFFICIAL SITE」
GAKU-MC OFFICIAL SITE |
GAKU-MC 公式アプリ「GAKU-FC(ガクエクシー)」