パリ五輪・日本人メダリストの活躍と注目の戦いを総括(大会5日目)
日本時間の27日未明にパリ五輪が開幕し、日本人代表は連日のメダルラッシュを見せている。ここでは現地時間の7月30日。(日本時間30日〜31日)大会5日目にメダルを手にした選手たちの活躍や、注目選手の戦いぶりを振り返ってみたい。※トップ画像出典/Getty Images
パリ五輪大会5日目の7月30日(日本時間30日〜31日)は、柔道・男子81キロ級で永瀬貴規選手が金メダルを獲得した。
男子 柔道 男子81kg級 永瀬貴規 金メダル
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自身3度目の五輪で2連覇を目指す永瀬貴規は、1回戦でアレイン・アプラハミアン(ウルグアイ)を合わせ技で一本勝ちを収めて勢いに乗ると、2戦目はベダト・アルバイラク(トルコ)を延長戦で下して、準々決勝へと駒を進め、マティアス・カス(ベルギー)を延長戦までもつれたものの勝利した。
続く準決勝はアントニオ・エスポジト(イタリア)に対して開始1分15秒に支え吊り込み足で技ありを奪うと、2分28秒には押さえ込みで技ありを決め、合わせ技一本として勝利を掴んだ。
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決勝に進出した永瀬は、金メダルを掛けて世界ランキング2位で世界選手権3連覇の実績を持つタト・グリガラシビリ(ジョージア)と対戦。開始2分48秒で谷落としで1本勝ちし、東京五輪に次いで金メダルを獲得。2016年のリオ五輪で獲得した銅メダル、東京五輪混合団体の銀を含めると、自身4つ目のメダルを手にすることとなった。
柔道 女子63キロ級 高市未来 2回戦敗退
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3回目の五輪出場で初のメダル獲得を目指す高市未来は、初戦のマイリン・デルトロカルバハル(キューバ)を横四方固めで下すと、続く2回戦はカタリナ・クリシュト(クロアチア)と対戦したが、延長戦で相手に背負い投げで技を奪われて敗戦。残念ながら「3度目の正直」とはならなかった。
バドミントン女子 ダブルス 松本麻佑/永原和可那組 予選敗退(1勝2敗)
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「ナガマツペア」こと松本麻佑/永原和可那組は、1次リーグの初戦でアプリヤニ・ラハユ/シティファディアシルバ・ラマダンティ組(インドネシア)と対戦し、セットカウント2対0で勝利を収めたものの、続くパーリー・タン/ムラリタラン・ティナア(マレーシア)に1対2で敗戦。
決勝トーナメント進出を懸けて、世界ランク1位の陳清晨(ちん・せいしん)、賈一凡(か・いつはん)組との3戦目に挑んだものの、2対0で敗れて1勝2敗。予選リーグ3位で、上位2位までに与えられる決勝リーグ進出を逃した。
競泳 男子200メートルバタフライ
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男子200メートルバタフライには、東京五輪銀メダリストの本多灯と寺門弦輝が出場。本多は1分57秒30で予選最下位の8位。全体22位で予選敗退に終わった。
13位(1分55秒82)で予選を突破し、準決勝に進んだ寺門弦輝は、準決勝を全体の15位(1分56秒21)で終え、8位以内に入れずに決勝進出を逃した。