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ドジャース入団決定!恩師の井口資仁元監督が佐々木朗希選手のメジャー挑戦を徹底解説!

2025年1月にロサンゼルス・ドジャース(以下ドジャース)に入団が決まった佐々木朗希選手。これから夢のメジャーリーグでの挑戦が始まる。ワールドクラスで注目の投手となった佐々木選手を、元メジャーリーガーで2005年にホワイトソックスでワールドチャンピオンに輝いた井口資仁さんがスタジオで、自身のメジャーでの経験も交え、詳しく解説してくれた。※トップ画像出典/Getty Images

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頭角を現したロッテ時代、そして挑戦へ…!

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出典/(C)AbemaTV,Inc.

ロッテ監督時代、2019年10月プロ野球ドラフト会議で4球団競合の末、佐々木選手を引き当てた井口さん。自身が育てたと言っても過言ではないルーキーが今、自分と同じメジャーリーグへ挑戦しようとしている。その胸中はさぞや万感の思いで溢れていることだろう。

メジャーリーグには、“マイナー契約”と“25歳ルール”というものが存在する。前者は、40名のロスター(日本の一軍選手登録)枠の外で契約すること。後者は、25歳未満またはプロ6年目未満の海外選手をメジャー球団が獲得する際に、契約金や年俸の総額が制限されるルールだ。

契約の時点で佐々木選手は23歳。不利にも思えるタイミングでのメジャー挑戦に、なぜこのタイミングなのか?と井口さんに尋ねると「おそらくロッテに入る前から『5年しっかりやったらメジャーに行きたい』という自分のプランを持っていたんだと思う」と、一番近くで見ていた元監督は答えた。さらに「まだまだ成長過程なんですよ。なので、ドジャースに行ってまだまだ成長したいという思いがあると思う。もう一回り大きくなりたいという思いで挑戦したと思う」と続けた。

日本プロ野球1年目の目標設定にメジャーリーグの賞である“サイヤング賞”を挙げていた佐々木選手。プロ1年目から、世界一の投手になりたいという夢を持っていたのだろうか。

メジャー30球団の内、20球団が手を挙げたという佐々木選手の争奪戦。佐々木サイドは各球団に“昨シーズン佐々木選手のストレート球速が低下した原因を分析し、二度と起こらないようにするためのプランを立てる”という面白い宿題を提示した。この宿題の意味は、メジャーで一年間戦うための課題の確認の意味も含めての宿題だという。

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出典/(C)AbemaTV,Inc.

元サッカー日本代表である槙野智章さんは同じスポーツ選手として、佐々木投手の球速低下の理由を「球速低下というよりは、一年間戦っていくためにはある程度すべて全力で投げちゃダメなんですよ。ここぞという時にギアチェンジしなきゃいけないので。まだ朗希は若いから常に全力で行く、ある程度5割程度(の力で)行っとこうとか…」と、駆け引きの難しさを学んでいかなければならない点を挙げていた。

佐々木選手のプランニング、そして改善点

佐々木選手が入ることで、メジャー史上最高の先発ローテーションになると言われているドジャース。他のチームだとエースと言われる投手が勢揃いしている。錚々たる顔ぶれの中に飛び込んでいく佐々木選手に対し良いことなのか?と問われると「層が厚いので無理して投げさせることがない。大谷(翔平)選手は5月以降にローテーションに入ってくるので上手く大谷選手とセットでローテーションを回していける」と井口さんは推察した。槇野さんが「そういうプランというのは契約の時に話しているんですか?」と前のめりで質問を重ねると「それがおそらくプレゼンで朗希が選んだ一つのポイントかもしれないですね」と答え、スタジオが感嘆の声に包まれた。

大活躍が期待される佐々木選手だが、もちろん心配な面もある。日本のプロ野球で5年活動していた佐々木選手だが、一度もNPB規定投球回に達していないのだ。その理由を問うと井口さんは「私の中では計画通りだと思います」と答えた。もう少し投げて欲しいという思いがあったが、大きな怪我もなくしっかりと体を作ることができたのが大きいという。試合数も増えるメジャーでは、その面も課題の一つになるだろう。メジャーで戦っていく上でここを鍛えた方がいいというところはありますか?と尋ねられると「メンタル的には本当にメジャー向きな選手だと思うんですよ」「自分をしっかり持っていること。メジャーでは自分の意見を言わないと、コーチに言わないと言ってこないので」と強靭なメンタルに太鼓判を押した。続けて「真っすぐとフォークはいい。しかしメジャーではこの2種類じゃおそらく抑えられない。得意としているスライダーは磨いていかないといけない。ダルビッシュ投手に教わっていて自分の中で感覚はあると思うのでそこをうまく織り交ぜていくと良い投手になると思う」と期待を寄せた。

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出典/(C)AbemaTV,Inc.

日本でも球速を出していた佐々木選手、メジャーではどのくらい伸びるかという問いには「そこまで、165(km/h)とか投げてもあまり意味ないと思いますよ」とバッサリ。「勝つことがまず第一条件ですから、160km/hでさらに質の良いボールを投げる。そういうことを目標にしていると思いますよ」と語った。

最後に、佐々木選手は将来的にどのくらいの成績を残すか?と尋ねられると「サイヤング賞です」と笑顔で断言した。「目標を明確に設定している選手がとると言っているんだから獲りますよ」と、教え子の将来に期待を寄せた。

これから、どのような成長を見せてくれるのか。夢を一つずつ実現してきた若き精鋭に期待は膨らむばかりだ。

『ABEMAスポーツタイム』#71

配信日:2025年1月26日(日)22:00~ ※毎週日曜日配信
Nội dung: Một chương trình khiến thể thao trở nên thú vị hơn bằng cách đề cập đến mọi thứ, từ những chủ đề nóng trong thế giới thể thao đến thông tin mới nhất từ góc nhìn độc đáo.

*Thông tin trong bài viết này có giá trị cập nhật tại thời điểm xuất bản.