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「ピッチクロック」はNPBでも導入されるのか?-2024年導入の試合短縮から考える
2025年シーズンに向けて、2024年シーズンの日本プロ野球を振り返る。昨シーズンから導入になったNPB試合短縮に向けた取り組み、「打者間の間隔」と「選手の登場曲」の短縮について。MLBで導入されているピッチクロックは、NPBでも導入されるのか。※イラスト/vaguely
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世界と戦っていくためには…NPBの試合時間短縮に向けた取組に理解
2024年シーズンから始まった、NPBの試合時間短縮に向けた取り組み。
「打者間の間隔」は、前打者が終わってから、次打者が構えるまで30秒以内を徹底。「選手の登場曲」も10秒以内ということを厳守させるものだ。
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これはMLBで2023年から導入された「ピッチクロック」ルールの影響もある。同ルールは、走者がいない場合、球を受け取って15秒以内に投球動作に、走者がいる場合は18秒以内に投球動作に入らないといけない。違反すると1ボールが追加される。また、打者にも制限時間の8秒前までに打席に入り、準備を完了する必要がある。これに違反すると、1ストライクが追加される。
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野球解説者の里崎氏は「2026年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)には、間違いなく導入される。ロサンゼルスオリンピック(2028年)にも導入されると思う。そうなってくると、日本でも導入しないと準備として間に合わない」と話す。世界の潮流なので、世界と戦っていくためには、この対応が不可欠だという。
シカゴ・カブスとロサンゼルス・ドジャースが顔を合わせるメジャーリーグの開幕戦『MLB 東京シリーズ 2025(MLB Tokyo Series presented by Guggenheim)』の開幕も迫ってきた。NPBの対応の行方にも引き続き注目したいところだ。
「ABEMA バズ!パ・リーグ 2024開幕SP(ゲスト里崎 智也)(2024年3月29日(金)配信)より
※記事内の情報は放送当時の内容を元に編集して配信しています