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万波中正が2024年に達成した史上23人目のレア記録とは
2025年シーズンに向けて、2024年シーズンの日本プロ野球を振り返る。2024年3~4月にパ・リーグで活躍した選手の名シーンを振り返る。※トップ画像/PhotoAC
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「全打順でホームラン」万波中正の偉業
2024年4月パ・リーグで生まれたレアな記録。
北海道日本ハムファイターズの万波中正が、4月3日の楽天戦に3番ライトで先発出場し、今シーズン第1号本塁打を放った。これが、史上23人目の「全打順でホームラン」の記録達成となった。
野球解説者・里崎氏も「(最後が)3番だと楽だったと思います。一番難しいのは、1、2、9番打者(で本塁打を打つこと)なんですよ」というほど。万波の2024年シーズンの活躍は目覚ましかった。今季の活躍も楽しみだ。
周東佑京の足では一塁ランナーでも得点圏
2024年のタイトルホルダー、ソフトバンク・周東佑京の“チート級”の走塁シーンに注目。序盤からその俊足ぶりには目を見張るものがあった。
3月31日のオリックス戦にて、周東選手は3回、セーフティーバントから一塁を駆け抜けた。すかさず二塁盗塁も決めた周東選手について、里崎氏は「これでセーフだったら、三塁手はもうちょっと前で守らなくてはいけなくなる。今の時点でも前で守っているんですけどね。それでも無理だったら、もうちょっと前に行かなければ。そうなると、三塁線がヒットになる確率が上がる」と、難しい「周東対策」を明かした。
周東選手は8回にも、一塁からライト前ヒット1本で本塁まで生還。「ライトの守備には問題なかった。こうなってくると、周東の足では一塁ランナーでも得点圏」と、里崎氏は分析した。
「4月5日 ABEMA バズ!パ・リーグ #2(ゲスト里崎 智也)」(2024年4月5日(金)配信)より
※記事内の情報は放送当時の内容を元に編集して配信しています