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【J3第5節/第1節消化試合】福島対沼津はドロー、ATの勝ち越し弾で松本が北九州撃破!2連勝の八戸は上位に急浮上

明治安田J3リーグは4月23、26、27日に未消化の3試合を開催。これで松本と長野以外は10試合を消化したことになり、次の第11節はゴールデンウィーク真っ只中の5月3日に開催予定だ。今回はそんな3試合「福島 vs 沼津」「北九州 vs 松本」「八戸 vs 金沢」の結果をまとめつつ、それぞれのハイライトを振り返ってみよう。※トップ画像出典/Pixabay(トップ画像はイメージです)

Biểu tượng kinggearBộ phận biên tập KING GEAR | 2025/05/01

第5節(4/23開催分)、第1節(4/26・27開催分)試合結果

3月16日に開催予定だった「福島 vs 沼津」は降雪・積雪により中止となったため、4月23日に改めて開催。また、スタジアム確保の関係で延期されていた第1節「北九州 vs 松本」「八戸 vs 金沢」の2試合は、4月26日と27日にそれぞれ開催された。各試合の結果は下記の通りとなっており、特に八戸は連勝を遂げ9位から4位にジャンプアップしている。

4/23開催

・福島 1-1 沼津 ※第5節

4/26開催

・北九州 1-2 松本 ※第1節

4/27開催

・八戸 2-0 金沢 ※第1節

福島が先制するも、川又の同点ゴールで沼津が追いつく

今節福島はホームで沼津と対戦。過去の対戦成績は福島から見て11勝4分1敗となっており、ホーム試合は5連勝中の相性がいい相手だ。前節は高知と激しい打ち合いとなり、3得点したものの1点ビハインドで黒星。連敗を避けるべく、なんとしても今節は白星を掴みたい。一方の沼津は今季の勝利は開幕戦の1試合のみ。1勝5分3敗で19位に位置しているため、浮上の足がかりとなる勝点3を狙う。

試合を動かしたのは福島。前半10分、自陣からワンタッチで細かくつないで相手ゴールを目指す。そのボールを城定幹大はペナルティエリア手前まで運び、右サイドにパスを送る。並走していた中村翼はそれを受けて左足一閃。相手GKが飛び出し門番不在のゴールに叩き込んだ。福島が1点リードで始まった後半。沼津が押し込む展開が増え、74分には同点弾が生まれる。一丸大地が右ポケットから浮き球クロスを供給すると、途中出場の川又堅碁がヘディングでゴールを決める。試合は1-1で終了し、勝点1を分け合うかたちとなった。

松本、終盤の勝ち越し弾で上位の北九州を破る

5勝1分3敗で5位につける北九州。今節はホームのミクニワールドスタジアム北九州で松本と対戦する。前節もホーム戦だったが、相模原と引き分けたことでホーム戦連勝を4でストップしてしまった。その悔しさを今節にぶつけ、再び連勝を狙いたい。対する松本は前節の栃木C戦でイージーミスから失点してしまい、完封負けを喫した。昨季のプレーオフ決勝まで上り詰めた勢いがすっかり鳴りを潜めているが、“らしさ”を取り戻すためにも勝点3が必要だ。

北九州は8分と36分、松本は9分に決定機を作るが、いずれも得点にはつながらない。そのままスコアレスで後半に折り返すと、松本が遂に今試合最初の得点に成功する。54分、左サイドからのFKで菊井悠介がクロスを供給。ペナルティエリア内で待ち構えていた野々村鷹人が頭で合わせ、ゴール右上に決めた。ところがその2分後、北九州が追いつく。56分、高柳郁弥が左ポケットからファーサイドにクロスを上げると、手を挙げて合図を送っていた樺山諒乃介が左足を振り抜いた。1-1でアディショナルタイムに突入。引き分けで終わると思いきや、松本が再びゴールを奪う。90+3分、相手GKのフィードをカットした村越凱光がショートカウンターを発動。少し持ち運んで鋭いミドルシュートを放つと、GKが戻り切れていない無人のゴールにボールは吸い込まれた。松本が1点リードのまま試合が終了。追いつかれても最後まで諦めずに攻め続けた松本に軍配が上がった。

中野の加入後、初ゴールで八戸が今季初の連勝!

安定した堅守を持ち味とする八戸は今季も健在。失点数は北九州の5に次いで少ない8を記録している。昨季からの課題でもある得点力アップを実現するため、攻撃的な選手を中心に補強。まだその成果は表れていないが、直近5試合で3勝しており調子は上がりつつある。今節はホームに金沢を迎えるが、2連勝中で勢いがある相手から勝利を奪って波に乗りたい。

先制したのはホームの八戸。22分、GK大西勝吾からのロングフィードを澤上竜二がヘディングで軌道をずらすと、それを受けた中野誠也が持ち運んでシュート。相手GKに阻まれるが、こぼれ球に反応した稲積大介もシュートを放つ。これも相手にクリアされるが、最後は中野がゴールど真ん中に蹴り込んだ。この得点は中野にとって加入後初ゴールであると同時に、八戸にとってはJリーグ250点目のメモリアルゴールとなる。勢いづいた八戸は、51分に追加点を獲得。永田一真が右からファーサイドにクロスを供給すると、稲積大介が頭で合わせてネットを揺らした。そのままは動かず試合は2-0で終了。2得点完封勝利を遂げた八戸は、ホームで今季初連勝を飾り、4位まで一気に順位を上げた。

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