クラウドファンディングで実現したフリーライブ 日比谷音楽祭レポートvol.1
オフィス街の緑豊かなオアシス日比谷公園で、2019年6月1(土)〜2日(日)かけて「フリーで誰もが参加できる、ボーダーレスな音楽祭」をテーマに始められた新たなフェス「日比谷音楽祭」が開催された。 発起人は、音楽プロデューサーやベーシストとしてお馴染みの亀田誠治さん。老若男女さまざまな世代が音楽の魅力に触れ、楽しむことを追求した「日比谷音楽祭」の様子をレポートする。
Thiên nga Junichi
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2019/06/19
音楽プロデューサーやベーシストとしてお馴染みの亀田誠治さん(写真)が発起人となって開催された日比谷音楽祭。
音楽祭の運営は、クラウドファンディングなどの支援によって成り立っており、豪華アーティストのライブや、会場内で行われているワークショップなどはすべて無料。多くの人で賑わいを見せた。
日比谷音楽祭のメーンイベントは、2日間合計3ステージにわた理、日比谷野外大音楽堂で行われた「Hibiya Dream Session」。
豪華メンバーによる貴重なセッションで、会場の観衆を魅了した。
「Hibiya Dream Session」のオープニングセレモニーには、小池百合子東京都知事が登壇。
祝辞に加えて、120年近い日比谷大音楽堂の歴史、スロープの設置などにより、車いすに乗っている方も使いやすくなったことなどに言及した。
日比谷音楽祭は、KREVAの「イッサイガッサイ」で幕開け。
9歳の天才ドラマーよよかとコラボレーションで「NaNaNa」を熱唱し、会場を盛り上げた。
デビュー15周年を迎えるKREVAは「クレバの日」(9月8日)まで9ヶ月連続リリースの真っ只中。
6月19日には、ベストアルバム「成長の記録 〜全曲バンドで録り直し〜」も発売された。
次に登場したのは、ソロデビュー後にガラリとイメージを一新させた山本彩。
ソロ1stシングルとしてリリースされた 「イチリンソウ」と、かつて所属していたAKB48の代表曲「365日の紙飛行機」を弾き語りで披露。
現在、15周年記念ライブツアー真っ只中のJUJU。
矢沢あいとコラボレーションしたPVや、小林武史プロデュースも話題になった「いいわけ」と、日比谷音楽祭の発起人でもある亀田誠治がプロデュースした代表作「やさしさで溢れるように」をしっとりと歌い上げた。
続いてお馴染みの「Monkey Magic」のイントロが鳴り響き、ミッキー吉野&タケカワユキヒデfromゴダイゴが登場。
世代を超えて親しまれる名曲「ガンダーラ」と「銀河鉄道999」を披露し、会場に集まったさまざまな世代のオーディエンスが一つになる様子が印象的だった。
最新作「GUITARHYTHMⅥ」で、BOOWYメンバーとの31年ぶりのレコーディングも話題になった布袋寅泰が登場。
「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」と、石川さゆりとのコラボで、「天城越え」と「ソーラン節」を披露。
NHK紅白歌合戦でも披露された異色のコラボレーションが、再び日比谷音楽祭で実現した。
「フリーで誰もが参加できる、ボーダレスな音楽祭」のコンセプト通り、さまざまなジャンルで活躍するトップアーティストが集った日比谷音楽祭。
新時代のフェスのあり方や、音楽との楽しみ方を印象付けるイベントとなった。
Hibiya Dream Session 1 SET LIST
·THE SOULMATICS with TSM GOPEL ENSEMBLE
(1)Saturday in the park
(2)we are all one
(3)ファンファーレ
・KREVA
(1)イッサイガッサイ
(2)Na Na Na (with よよか)
・山本彩
(1)イチリンソウ
(2)365日の紙飛行機
・JUJU
(1)いいわけ
(2)やさしさで溢れるように
・ミッキー吉野&タケカワユキヒデ from ゴダイゴ
(1)Monkey Magic(with JUJU 、よよか)
(2)ガンダーラ
(3)銀河鉄道999
・布袋寅泰
(1)BATTLE WITHOUT HOROR OR HUMANITY
(2)天城超え ( with石川さゆり )
(3)ソーラン節(with石川さゆり)