
全豪オープン女子シングルス、日本人選手たちの熱戦と次なる挑戦
2025年が幕を開け、世界四大大会の一つ「全豪オープン」がオーストラリアで熱い戦いを繰り広げた。グランドスラムの幕開けとして行われるこの大会は、世界中のテニスファンの注目を集める。今年も日本の選手たちは見事な活躍を見せ、多くの感動を届けてくれた。画面越しに選手たちの情熱的なプレーを見守り、試合後に外に出ると日本の厳しい冬の寒さに包まれ、まるで別世界に引き戻されたような感覚を覚えたくらいだ。その日々は今でも胸を熱くする。今回は本戦に出場した日本の女子選手たちに焦点を当てて語ろうと思う。※メイン画像:出典/Getty Images

大坂なおみ、“ひまわり”のように輝く姿で魅せた熱い軌跡
今年の全豪オープンでは3回戦まで進んだ大坂。3回戦は途中棄権となったが、とても熱い戦いを見せてくれた。
1回戦目はC.ガルシアと対戦。第1セットを先取したものの、第2セットでは相手の見事なショットに圧倒される。しかし大坂は冷静にプレーを続け、逆転を狙えると思わせる内容だった。特に相手の逆をつくショットが印象的で、ラリー中に相手の動きをしっかり見ている様子が伺えた。結果は2-1(6-3、3-6、6-3)で、大坂は2回戦進出を決めた。
こんなプレーを私も真似したいと思うものの、なかなかうまく決まらない。どうしてもサイドアウトが目立ち、相手のいる場所にボールを打ってしまう。このプレーをしている最中の頭の中を覗いてみたいと思った。また私は毎回、大坂のファッションにも注目している。今大会では“ひまわり”をテーマにしたスタイリングでプレー。全身でテニスを楽しんでいる姿が輝いており、いつ見ても素敵だ。

2回戦目はK.ムチョバと対戦。第1セットは相手に流れがあり、厳しい展開に。しかし、大坂は自分を奮い立たせて戦い続け、第2セットからは攻めの姿勢が見られた。第3セットでは、これぞ大坂!というサーブと勢いが戻り、最後は相手の強烈なバックハンドに食らいつき、きれいな軌道でコートギリギリに収めた。相手が後ろ向きで追いかけ、ボールに触れはしたものの返すことはできず、大坂に勝利の女神が微笑んだ。結果は2-1(1-6、6-1、6-3)で、3年ぶりの3回戦進出を果たした。
3回戦では、サーブを打つ姿から体に何かしらの負傷を抱えていることが予想できた。残念ながら腹筋の痛みにより途中棄権となったが、それ以上悪化することなく、再び万全の状態でコートに戻れることを願うばかりだ。
全豪オープン初勝利!内島萌夏、粘り強いプレーと逆転劇で輝く未来へ
今年の全豪オープンで、内島は大会初勝利を挙げた。初戦は格上のM.リネッテが相手だっだが、2-1(4-6、6-2、7-6)で逆転勝利を収めた。第1セットはリネッテに先取されたものの、内島は決して押されていたわけではなく、冷静にプレーを続けていた。第2セットでは、内島がゲームの主導権を握り、流れを引き戻したかのように見えた。同点で迎えた最終セットは、粘り強く戦った内島の姿が光った。リネッテに3ゲーム取られた中で迎えた4ゲーム目、浅くなったボールをバックのアプローチショットで前に出てきたリネッテに対し、内島はショートクロスで見事に抜き、ポイントを奪った。その後も、回り込んだフォアのショートクロスや見事なリターンでブレークに成功。相手に左右に振られながらもしぶとくボールに食らいつき、着実にポイントを重ねていった。タイブレークに突入し、緊迫した展開の中、どちらが勝ってもおかしくない状況となった。リネッテがリードを取るも、内島は冷静に逆転チャンスをつかみ、最後は相手の浅いリターンをボレーで決めて、見事に初戦を勝ち取った。

続く2回戦では、17歳の世界ランク15位のM.アンドレーワと対戦。この試合も格上相手との対決だったが、内島は1-2(4-6、6-3、6-7)と非常に粘り強いプレーで接戦を繰り広げた。内島は、ストロークを正確に相手のいないサイドに決めたり、強烈なフォアハンドをストレートに叩き込む場面も見られ、観客を魅了した。特に高めの打点からのリターンショットは圧巻で、カッコよさが際立っていた。またサーブで相手をコート外に追い出し、逆サイドにショートクロスを決めるなど、攻撃的なプレーも光っていた。結果は2回戦で敗退となったが、最後まで希望を感じさせる素晴らしい試合だった。
私自身もテニスをする者として、内島選手のプレーを観て「打つ時にしっかり止まること」の重要性を改めて実感した。2025年は「打つ前にちゃんと止まる」という意識を持ちながらプレーしていきたいと思う。
予選突破から本戦初戦まで奮闘!日比野菜緒、攻めのプレーと最後まで戦う姿に期待
予選を勝ち抜き、本戦出場を果たした日比野。初戦ではM.コスチュクと対戦し、1-2(6-3、3-6、1-6)で惜しくも初戦敗退となった。第1セットは日比野が素晴らしいスタートを切り、1ゲーム目からブレークに成功。サービスエースも決め、果敢に前に出る攻撃的なプレーが光った。第2セットに入るとコスチュクが調子を上げ、流れをつかまれてしまう。日比野のドライブボレーからのドロップボレーは圧巻で、相手を圧倒するシーンも見られた。ファイナルセットでは、日比野がメディカルタイムアウトを取る場面もあったが、試合は再開し、最後まで懸命に戦い抜いた。今後、万全の状態でプレーする日比野を見るのが楽しみだ。
私は今回、初めて全豪オープンの期間中にメルボルンを訪れることができた。街中には全豪オープンの広告があふれ、多くの店で試合の中継が流れており、街全体が大会を盛り上げる熱気に包まれていた。日本では味わったことのない、テニスへの熱い盛り上がりを肌で感じることができたのは、とても貴重な経験だった。

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