吉本興業がe-Sportsに本格参入!プロ契約の3選手が実力を披露
吉本興業は3月7日、東京渋谷のヨシモト∞ホールで記者会見を開き、eスポーツ事業に本格参入することを発表した。 「eスポーツ」とは、テレビゲームなどの対戦のことを指す。 欧米では以前からゲームを「スポーツ」として認知されており、世界大会や将来的にはオリンピック種目としても採用される可能性が高まっている分野だ。 今回は、「eスポーツ」に吉本興業が参入するに至った経緯や、今後の展開について語られた記者会見の様子を紹介する。
Thiên nga Junichi
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2018/03/11
吉本興業はこの日の会見で、「eスポーツ事業」への参入と、3人のプロゲーマーとのマネージメント契約を交わしたことを発表した。
この日のイベントでは、ロンドンブーツ・田村淳さんがMCを担当、今回の事業参入にあたり吉本が契約した3人のプロゲーマーのほか、ゲーム好き芸人たちが登壇して会場を盛り上げた。
イベントではeスポーツの普及に貢献してきた慶応義塾大学・教授の中村伊知哉さんは本格的なスポーツビジネスとしての可能性に言及。
「e スポーツ」は国家戦略にも含まれている分野。2020年までに大きな大会を開きたいと話す中村さん。吉本の事業にも期待を寄せた。
さらによしもとクリエイティブ・エージェンシーのスポーツ事業センター長の星久幸さんが今後の取り組みや事業概要について解説。
今後2020年には約1600億円規模に成長する見込みの「eスポーツ」はエンタメ業界屈指の成長分野。日本でも人口約3分の1にあたる約4000万人。
「吉本興業は、本気で世界を狙いにいく。結果を出して流れを作りたい」と話す星氏は、選手の発掘や育成、初プロチームの運営やマネージメントを通じ「eスポーツ」の普及や世界が熱狂するコンテンツ作りに努めたいと今後のビジネスプランについても言及した。
続けて登壇したGamingD代表取締役のeスポーツ江尻勝さんは「ブームや流行りではなく、『eスポーツ』で長期的に活動できるように、好成績を収めたい」とのこと。
ー「吉本ゲーム大好き芸人」にゲームの魅力を伺う
次長課長井上:プロなので、厳しい部分もあると思いますが、ゲーム業界が盛り上がるといいなと思います。
(芸能界有数の「ゲーム通」なので)20年前に話しがあったら引き受けましたが、今じゃ無理ですね。もう身体が付いていかないです。
トータルテンボス藤田:僕の思い描いた「ゲーム」とは違いますね。例えば「どうぶつの森」とか、ほのぼの時間をかけて農作物を育てたりとかするテクニックがいらない「eスポーツ」があったらやってみたいですね。同じ作物育てるとか…。
パンサー菅:ゲームの番組をやらせていただいていることもあり、ゲームも大好きですが、実はめちゃめちゃ下手です。この間も生放送で「モンスターハンター」をやりましたが、モンスターが出てこなくてただのお散歩ゲームになってしまいました。
しずる池田:勝負事はぶっ倒すだけです。ゲームは「シルバー事件」というPS2の謎解きくらいしかやったことないですが、今回は呼ばれたのは、勝負事に熱くなれる奴だからだと思います。
ー今回契約した「プロゲーマー」の3名を紹介
ジョビン(写真左):「ストリートファイター5」という、「スト2」の最新作が専門で、10年前にこのシリーズを始めたのが最初でした。今回は組んでいたお笑いコンビを解散してゲーマーになったので、心機一転、ゲーム一本で頑張ります。
西澤祐太朗(写真中):今も芸人ですが、相方に納得してもらえたのでゲーマーになりました。
小池龍馬(写真右):「 マケレレ」というコンビを組んでいましたが、事務所から「コンビを解散してほしい」と言われてゲーマーになりました。元々ゲーム動画をあげていたので、相方も納得してくれました。
ー「プロゲーマー」が腕前を実際に披露
ジョビンさんと「ゲーム大好き芸人」の皆さんによる「ストリートファイター5」での対戦が行われたものの、ジョビンさんが圧勝。
次長課長の井上さんもまったく次にHPを半分以下に減らし、目隠しをした状態のジョビンさんと、次長課長井上さんが再度対戦することに。
しかし初戦よりは良い勝負を繰り広げるものの、最後にはジョビンさんが勝利。その高い実力を披露しました。
ー「プロゲーマー」の皆さんは、毎日どんなトレーニングをされているんですか?
ジョビン:プロになるような上手い人たちが集まる対戦会で練習しています。強い人と対戦するのが一番いいですね。
西澤祐太朗:ゲームが強い人と対戦したり、自分や他の人の試合を見直す時間を多く取って、自分の対戦に活かしています。
小池龍馬:「ツイッター」などを利用して対戦相手を募集し、同じような実力の人と練習しています。
ー淳さんの質問が、「ゲーム通」の次長課長井上さんにも及びます…。
次長課長井上:若い頃は「バーチャファイター」を大阪でやって、そこそこ有名になり、上京してからは新宿のゲームセンターで武者修行しました。大阪で10段だったんですが、東京に来たら5段になってしまって…。現実を知りましたね。
田村淳:大阪の10段が、東京だと5段!東京は強いゲーマーが集まっているんですね。
今後、さまざまな「eスポーツ」事業を多岐に渡って展開していくという吉本興業。今回プロ契約を結んだ3名が、世界で活躍する日はまもなくやってくるかもしれない。
この日のイベントでは、ロンドンブーツ・田村淳さんがMCを担当、今回の事業参入にあたり吉本が契約した3人のプロゲーマーのほか、ゲーム好き芸人たちが登壇して会場を盛り上げた。
イベントではeスポーツの普及に貢献してきた慶応義塾大学・教授の中村伊知哉さんは本格的なスポーツビジネスとしての可能性に言及。
「e スポーツ」は国家戦略にも含まれている分野。2020年までに大きな大会を開きたいと話す中村さん。吉本の事業にも期待を寄せた。
さらによしもとクリエイティブ・エージェンシーのスポーツ事業センター長の星久幸さんが今後の取り組みや事業概要について解説。
今後2020年には約1600億円規模に成長する見込みの「eスポーツ」はエンタメ業界屈指の成長分野。日本でも人口約3分の1にあたる約4000万人。
「吉本興業は、本気で世界を狙いにいく。結果を出して流れを作りたい」と話す星氏は、選手の発掘や育成、初プロチームの運営やマネージメントを通じ「eスポーツ」の普及や世界が熱狂するコンテンツ作りに努めたいと今後のビジネスプランについても言及した。
続けて登壇したGamingD代表取締役のeスポーツ江尻勝さんは「ブームや流行りではなく、『eスポーツ』で長期的に活動できるように、好成績を収めたい」とのこと。
ー「吉本ゲーム大好き芸人」にゲームの魅力を伺う
次長課長井上:プロなので、厳しい部分もあると思いますが、ゲーム業界が盛り上がるといいなと思います。
(芸能界有数の「ゲーム通」なので)20年前に話しがあったら引き受けましたが、今じゃ無理ですね。もう身体が付いていかないです。
トータルテンボス藤田:僕の思い描いた「ゲーム」とは違いますね。例えば「どうぶつの森」とか、ほのぼの時間をかけて農作物を育てたりとかするテクニックがいらない「eスポーツ」があったらやってみたいですね。同じ作物育てるとか…。
パンサー菅:ゲームの番組をやらせていただいていることもあり、ゲームも大好きですが、実はめちゃめちゃ下手です。この間も生放送で「モンスターハンター」をやりましたが、モンスターが出てこなくてただのお散歩ゲームになってしまいました。
しずる池田:勝負事はぶっ倒すだけです。ゲームは「シルバー事件」というPS2の謎解きくらいしかやったことないですが、今回は呼ばれたのは、勝負事に熱くなれる奴だからだと思います。
ー今回契約した「プロゲーマー」の3名を紹介
ジョビン(写真左):「ストリートファイター5」という、「スト2」の最新作が専門で、10年前にこのシリーズを始めたのが最初でした。今回は組んでいたお笑いコンビを解散してゲーマーになったので、心機一転、ゲーム一本で頑張ります。
西澤祐太朗(写真中):今も芸人ですが、相方に納得してもらえたのでゲーマーになりました。
小池龍馬(写真右):「 マケレレ」というコンビを組んでいましたが、事務所から「コンビを解散してほしい」と言われてゲーマーになりました。元々ゲーム動画をあげていたので、相方も納得してくれました。
ー「プロゲーマー」が腕前を実際に披露
ジョビンさんと「ゲーム大好き芸人」の皆さんによる「ストリートファイター5」での対戦が行われたものの、ジョビンさんが圧勝。
次長課長の井上さんもまったく次にHPを半分以下に減らし、目隠しをした状態のジョビンさんと、次長課長井上さんが再度対戦することに。
しかし初戦よりは良い勝負を繰り広げるものの、最後にはジョビンさんが勝利。その高い実力を披露しました。
ー「プロゲーマー」の皆さんは、毎日どんなトレーニングをされているんですか?
ジョビン:プロになるような上手い人たちが集まる対戦会で練習しています。強い人と対戦するのが一番いいですね。
西澤祐太朗:ゲームが強い人と対戦したり、自分や他の人の試合を見直す時間を多く取って、自分の対戦に活かしています。
小池龍馬:「ツイッター」などを利用して対戦相手を募集し、同じような実力の人と練習しています。
ー淳さんの質問が、「ゲーム通」の次長課長井上さんにも及びます…。
次長課長井上:若い頃は「バーチャファイター」を大阪でやって、そこそこ有名になり、上京してからは新宿のゲームセンターで武者修行しました。大阪で10段だったんですが、東京に来たら5段になってしまって…。現実を知りましたね。
田村淳:大阪の10段が、東京だと5段!東京は強いゲーマーが集まっているんですね。
今後、さまざまな「eスポーツ」事業を多岐に渡って展開していくという吉本興業。今回プロ契約を結んだ3名が、世界で活躍する日はまもなくやってくるかもしれない。