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【FW】細谷 真大(ほそや まお)/FIFAワールドカップアジア最終予選・SAMURAI BLUEメンバー

ジュニアユース時代から柏レイソルに所属し、2023年シーズンはキャリアハイの14得点を決めたストライカー。その年のチームの1部残留にも大きく貢献した。2022年はJリーグベストヤングプレーヤー賞を、2023年はJリーグ優秀選手賞を受賞するなど実力は折り紙付きだ。パリ2024オリンピックではU-23日本代表のエースとして出場。U-23イスラエル代表戦では先制ゴールを決めるなど、グループステージ3連勝に大きく貢献した。※イラスト/これ松えむ

Biểu tượng kinggearBộ phận biên tập KING GEAR | 2024/11/11

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プロフィール

ポジション:MF/FW
出身:茨城県
生年月日:2001年9月7日
身長/体重:177cm/69kg
所属チーム:柏レイソルU-15→柏レイソルU-18→柏レイソル

A代表歴(データ)

出場試合数(先発)/得点数:6(3)/1

主な経歴

2019年:U-18日本代表
2021年:U-22日本代表
2022年:U-21日本代表、A代表デビュー
2023年:U-22日本代表、A代表(AFCアジアカップ予選)
2024年:U-23日本代表、A代表(AFCアジアカップ カタール 2023)、パリ2024オリンピック メンバー

所属リーグでの実績

茨城県牛久市で生まれ育ち、小学生の頃から柏レイソルの下部組織に所属。その後はジュニアユース、ユースと順調にステップアップを踏み、U-18所属だった2019年3月15日にトップチームへと登録が決まった。同年3月30日の対東京ヴェルディ戦で途中出場し、プロ初出場を果たす。2021年7月3日に行われた対横浜F・マリノス戦の後半44分に左足でプロ初得点を奪う。試合は1-2で敗れたものの、記念すべき一戦となった。この年から出場機会を徐々に増やし、リーグ戦でも3得点を挙げた。

2022年からは35だった背番号を19に変更。クラブからの期待に応えるように、リーグ戦は33試合に出場して8得点を挙げる。この年に「Jリーグ ベストヤングプレーヤー賞」を受賞し、一気にその名を知らしめた。柏レイソルからの同賞の受賞者は、いずれも日本代表入り経験がある酒井宏樹(2011年)、中山雄太(2017年)に続く3人目のことだった。

2023年シーズンはリーグ戦34試合に出場し、自身初の二桁得点となる14ゴールをマーク。カップ戦や天皇杯でも得点を決め、下位に低迷するチームの貴重な得点源となった。シーズン終了後にはその活躍をたたえられ「Jリーグ優秀選手賞」を受賞するなど、チームの顔として大きな評価を受けている。

日本代表での実績、経歴

パリ2024オリンピックに挑むU-23世代から頭角を現し、AFC U23アジアカップ カタール2024では主力としてチームを引っ張る。準々決勝で戦った開催国のU-23カタール代表戦では90分で決着がつかず、2-2のまま延長戦にもつれ込んだ。しかし、迎えた101分にエースが試合を動かす。

途中出場の荒木遼太郎からスルーパスを受けた細谷は、右足でシュートを放つとボールはそのままゴールに吸い込まれた。チームはさらに一点を追加し、4-2で勝利。劇的な結果を呼び込む大きな原動力となった。勝てばパリ2024オリンピック出場権を得られる準決勝の対U-23イラク戦でも前半28分に藤田譲瑠チマのパスを受けて先制ゴールを決める。チームは2-0で勝利し、本大会出場を決めた。決勝でも先発出場を果たし、得点こそ奪えなかったものの1-0で勝利したチームに貢献。アジア王者としてパリに乗り込むことになった。

パリ2024オリンピックでも主力FWとして招集され、グループリーグ3戦目のU-23イスラエル代表戦でゴールを決めるなど結果を残す。チームはグループステージ3連勝で準々決勝へと駒を進めた。迎えた準々決勝の対U-23スペイン戦では40分に相手DFをかわしてシュートを放ち、見事にゴールネットを揺らす。しかしこれがオフサイドの判定となり、ノーゴール。チームは0-3と破れ、準々決勝敗退となった。なお、A代表には2022年7月のEAFF E-1サッカー選手権2022で初選出。2023年11月21日の2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選の対シリア戦で代表初ゴールを挙げている。

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プレー・スタイル

オフザボールの技術やDFとの駆け引き、さらにはポストプレーや推進力などを兼ね備えた万能型ストライカー。パリ2024オリンピック世代のU-23日本代表でも多くの得点を挙げた選手であり、決定力にも定評がある。所属する柏レイソルでは2022年頃から注目を集め、2023年には14得点をマークするなど覚醒を遂げる。ファーストディフェンダーとして前線からのプレスも怠ることはなく、献身性の高い選手である。A代表としての実績は少ないものの、その特徴を活かし、チームの最前線で躍動する未来も想像に難くない。

所属クラブでの出場記録 出場試合数(得点数)

2019年 柏レイソル(J2)

リーグ戦:6試合0得点
リーグ杯:1試合0得点
天皇杯:1試合1得点

2020年 柏レイソル

リーグ戦:2試合0得点
リーグ杯:2試合1得点

2021年 柏レイソル

リーグ戦:2試合0得点
リーグ杯:5試合0得点
天皇杯:2試合0得点

2022年 柏レイソル

リーグ戦:33試合8得点
リーグ杯:0試合0得点
天皇杯:1試合0得点

2023年 柏レイソル

リーグ戦:34試合14得点
リーグ杯:5試合2得点
天皇杯:5試合1得点


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