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「女の子のためにスポーツを変えるウィーク -COACH THE DREAM-」が東京都内にて開催された。女性とスポーツに取り組む課題とアプローチを話し合うことを目的に開かれた本イベント。10月18日に行われた東京サミットでは、現役のスポーツ選手や指導者、専門家や学生を招いてパネルディスカッションが実施され、現代のスポーツ界についての事案が共有。課題解決に向けた貴重な意見交換の場となった。※トップ画像提供/プレー・アカデミー with 大坂なおみ

大坂なおみが女性スポーツの課題解決へ取り組む
提供/プレー・アカデミー with 大坂なおみ
スポーツ用品メーカーのナイキ社とスポーツを通じた社会貢献を行うローレウス・スポーツ・フォー・グッド・財団(ローレウス財団)によって2020年に設立されたのが「プレーアカデミーwith大坂なおみ」。
初のアジア人選手による世界ランキング1位に立ち、日本人の母親とハイチ系アメリカ人の父親を持つ大坂が、女性のスポーツにおける参加する機会に対して課題があることを知り、解決に向けた一歩としてこの組織を設立し、課題に取り組んでいる。
今回のイベントでは共催したナイキ社が「COACH THE DREAM」というスローガンを掲げ、5月のアメリカ・ポートランド、9月のフランス・パリに続く3都市目として日本の東京で開催。午前の部では選手や識者を招いてのパネルディスカッションが行われ、女性のスポーツ参加における課題や改善点が共有された。
パネルディスカッションに登場したのが野球日本代表で読売ジャイアンツの女子チームに所属してプレーする田中美羽、パリ五輪で女子バスケットボールの日本代表を率いた恩塚亨さん、中京大学・大学院のスポーツ学科の來田亨子教授。また、桃山学院教育大学に在学し、この日自らのスポーツ環境についてスピーチを行った瀬古汐音(しおん)さんも議論の場に加わった。
トップレベルにおける女性指導者は「8%」
討論において、來田教授から明らかにされたのが女性スポーツを取り巻く課題について。報道面では事例を挙げながら、男子に比べて女性スポーツについての報道ニュースの少なさを指摘。また、女子選手の競技レベルが上がるにつれて、女性コーチとの出会いが失われていると問題点を明かし、女性コーチが全体のわずか21%、トップレベルになるとわずか8%まで減少してしまうというデータが紹介された。
さらに、日本では中学生を境にスポーツをする人、しない人に二極化してしまう現実があることもWHOのデータを用いて共有され、來田教授は理由としてスポーツ大会のクリエイティブ面が要因の一つだと私見を述べた。
実際のイベントのポスターを紹介しながら、「私たちにとっては違和感のない躍動的で元気なポスターに見えるんですが、これを見てスポーツがあまり好きじゃない人はどうでしょう?」と疑問を投げかけ、「ちょっと私たちとは違う世界だと思うかもしれない」と、デザイン一つひとつにも、スポーツに気軽に参加してもらうための工夫が求められると問題提起がなされた。
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男女差が見られたスポーツ報道
メディアへの露出の少なさについては選手としてプレーする田中も感じている様子。「女子野球がW杯で7連覇を達成したんですけど、それが注目を浴びることが全くなかった」と8月に達成したマドンナジャパンの快挙達成に言及。
「私たちも自分たちがやってるプレーを見てもらいたいのに、こういう現状もあると感じていて、どうやったらメディアの方にも興味を持ってもらって、私たちのプレーを見てもらうことに至るんだろうとモヤモヤしていた」と率直な想いを明かした。
田中の意見に対して來田教授も、「知らない間に私たちはメディアの方から言ってもらう情報しか見なくなってしまう。メディアのみなさんが『受けるもの、売れるもの、見たいもの』だけじゃなくて、見れるものを作り上げていく。女性スポーツに対しての働きかけとして取り組んでいくことが大事」と語る。
「野球やサッカーの選手が悩んでいますが、アイドル歌手のような扱いを受けたことはありますか?」と問いかけると、田中は「プレーを見てもらいたいけれど、女子だから踊ったら?歌ったら?とか話があって葛藤があります」と吐露。來田教授は報道面においても、スポーツの扱いには男女差がある現実を語り、現役選手とともに改善へ取り組んでいくことが必要だと述べた。
恩塚さんから語られた理想の指導のあり方
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今回女性アスリートを指導する立場で登壇したのが恩塚さん。パリ五輪の女子バスケ日本代表を率いた恩塚さんからは、「関わってきた“女子バスケあるある”でいうと、言われたことをやれと(指導者に)言われた選手ができていない下の選手に言われたことをやって、と言う。自分らしさとはかけ離れた状況がある」と実際のチームで起こっていた現象が共有された。
恩塚さんは、「背景にあるコーチの価値観として選手を成長させないといけない。勝つために必要なことを義務としてやらせるのではなくて、ワクワクが最強だという価値観がある。選手がやらなくてはいけないことをどうやって導いていけるか」と選手が自ら率先的に取り組めるような接し方が指導者には求められると意見を述べた。
「『どういう選手になりたいか?』というところから逆算して、その選手のやりたい気持ちを導いていくという問いを解いた方がコーチ自身も選手自身もやりがいがある」と語った恩塚さんの理想像には田中も賛同。
「私も選手を続けていて、『毎日ストイックに練習していて辛くないの?』と言われることがある。自分のなかではがむしゃらに夢中にやってるからその感覚がなくて、ただこう(理想の自分に)なりたいからやる。苦しいことよりもできなかったことができる喜びが最高に楽しい」と自らの経験をもとに、選手生活を続けていく上でのマインドセットについて意見が交わされた。
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恩塚さんが「実際に会って話をして、掛け合わせのなかで閃くこととか、新しいアイデアが生まれる。身をもって体験したので、続くといいと思います」とイベント後に語ったように、選手、指導者、学生など、立場が異なる人たちが一堂に介したからこそ交わされた意見が今回のイベントでは見られた。
女子スポーツを取り巻く環境について議論が交わされたなか、一つひとつの行動の積み重ねが女性のスポーツ参加や活躍の場が広がることに繋がっていく。