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Sự khác biệt giữa văn hóa trong nước và quốc tế được thấy tại các liên hoan phim bóng đá là gì, sân vận động và rạp chiếu phim có điểm gì chung?

2月11日(日)〜12日(月)の2日間に渡って行われる「ヨコハマ・フットボール映画祭」の 実行委員長・福島成人氏は過去3度に渡ってドイツにサッカー映画祭の視察にも訪れている。100年を超える歴史を持つクラブも数多く存在するヨーロッパで行われるフットボール映画の祭典は一体どのようなものなのか。そして福島氏が考えるスタジアムと映画館に共通する部分とは。

Biểu tượng 19441337 1436670123094269 1330815580 nSen cây lớn | 2018/02/09

歴史ある映画館で行われるドイツの映画祭

福島氏が行ったのは11mmというドイツのフットボール映画祭。8mmや35mmといった映画の撮影に使われていたフィルムとサッカーのプレーヤー11人に掛けている。
内容は短長編映画、子ども向け作品に加え、特集として2017年の開催時には前年に亡くなったヨハン・クライフにまつわる作品が上映された。
「開催地はベルリンの元々東ドイツだった地域にあるバビロンという戦前に作られた映画館です。毎週企画上演が行われていて、日本のアニメや様々な有名監督の特集を組んでいる他、毎週土曜日の夜には70年経って著作権が消滅したモノクロで音のないような古い作品を館内にあるパイプオルガンの音に合わせて上映したりしている場所です。」

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何ともおしゃれな雰囲気の映画館で行われる11mmは3人のメンバーが中心となって行われている。もちろんサッカー好きで、それぞれドルトムント、ケルン、ヘルタ・ベルリンのサポーターだ。
福島氏は2013年に初めてドイツに渡り、過去2016、2017年と視察を行っているが、フットボールを題材とした映画祭は年々増えているという。 2013年当時は片手で数えられるほどの数しかなかったが、今年は2019年1月までの期間で18のサッカー映画祭が世界中で開催される。
ちなみにヨコハマ・フットボール映画祭はその中で4番目に古い。
 

その中でサッカー関連映画が取り扱う題材についてある変化が生じてきていると福島氏は分析する。
「自国の代表やクラブのヒストリーを描いたドキュメンタリーなどが多いのですが、最近ではクリエイターが競技そのものというよりはサッカーをモチーフとしつつも、その向こう側にある女性差別や宗教などの社会問題を描くようになってきました。
複雑な問題を取り上げる時に間にサッカーを挟むことで理解してもらいやすくなる作用があるのだと思います。 人物として選手やサポーター、観客、クラブスタッフなどが登場し、様々な目線を持たせることで、問題のあり方がより立体的に伝わる効果があります。」  

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2016年の11mmにはヨコハマ・フットボール映画祭からも高校サッカーを題材にした作品「ガンバレとかうるせぇ」(佐藤快磨監督、主演;細川岳、堀春菜)を出品している。

「主人公は監督やチームメイト、マネージャーから厳しいプレッシャーにさらされるのですが、他の国の映画祭の人から『なぜこんなミゼラブルな状況になってまで続けているんだ?早く他のクラブに行けばいいじゃないか』なんて言われてしまいました。
確かにそうなんですけど、部活の説明からしないといけないのでなかなか伝えるのが難しかったです。 でも逆に言えば、どちらがいいというわけではなく、日本にはそういう特質の環境があるというのを知ってもらういい機会になりました。」    

重なる映画館とスタジアムの高揚感

これまで映画を仕事にしてきた福島氏だが、頻繁に映画を観に行けるような特別な環境で育ってきたわけではない。 ただ、レンタルビデオが急速に普及し、映画の楽しみ方が広がった世代ではあった。
「だから、むしろたまに映画館に行けた時の高揚感は全然違いますよね。業界人は映画館のことを「劇場」や「小屋」と呼び、少し特別な場所として扱います。そこには普段とは違った楽しさのある場所という意味合いがあるようにも思えます。
あとはスタジアムにも映画館にも共通するのが、邪魔が入らないという良さですよね。家で画面を観ていたとしてもふとした瞬間についスマホに手が伸びてしまったりするじゃないですか。 でも映画館やスタジアムでは、その時間は身を委ねるしかないんですよね。途中で席を立ったりすることはできますが、スクリーンやピッチ上で起こっていること自体は自分でコントロールできないですし、結果も分からないわけです。 何でも思ったことができてしまう現代において、それは結構贅沢な時間と思います。」    

スタジアムと映画館に共通する“複合型”

そして最近は小さな街の映画館が少なくなり、その代わりにシネマコンプレックスが増えるという変化が起きている。 この実情はスタジアムのあり方に共通する部分があると福島氏は考えている。
「本当はミニシアターなども残していくべきだとは思っています。しかし、一方で、アクセスがよくて、綺麗なシネコンに足を運ぶ人が増えています。作品も重要ですが、環境も重要なんだと改めて感じます。それは屋根のあるサッカー専用スタジアムがいいというのと一緒ですよね。」
シネマコンプレックスは郊外であればショッピングモールに併設されていることが多い。これはショッピングとの相乗効果を狙ったもので多機能複合型のスタジアム建設の発想と同じことを期待されているという考え方だ。 そうなると今後スタジアムを整備していく上で映画界からも参考にできる部分があるかもしれない。    

<続く>


ヨコハマ・フットボール映画祭2018は2月11日(日)〜12日(月・祝)に開催予定!
詳細↓
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