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SPIKE WARS - Chương 15 Adolf Tell / Adidas "Ace 16+ Nhật Bản HG Prime Knit" (Phần 2)

Nhà sản xuất thứ hai so sánh nhà sản xuất

Biểu tượng kanekoVàng Daren | 2016/07/28
Ngón tay cái




〔CHAPTER15・アドルフに告ぐ(後編)〕


【Diễn viên】
Người nghe (bộ phận biên tập)
Thạc sĩ Nagai (Hideki Nagai = Tokyo Verdi 1969 =)

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◆永井秀樹が試着するアディダスの「エース16+ジャパンHGプライムニット」。


──それでは、実際に履いてみての印象をお願いします。
Thạc sĩ Nagai「なんかね、いよいよ疑問が沸いてきた」

──と、申しますと?
Thạc sĩ Nagai「アディダス、なんでこういうスパイク作ったんだろう」

──意味がわかりかねます(笑)。
Thạc sĩ Nagai「もっとはっきりいうとさ、なんでナイキの真似って受け取られる可能性が大なモデルを作ったんだろうってこと」

──まあ確かに、こういうハイカット仕様のスパイクと言えば、ナイキというイメージはありますね。
Thạc sĩ Nagai「でしょ。アディダスって、俺の中ではちょっと特別というか、常にサッカー界をリードしてきたメーカーってイメージがあるわけよ。実際、サッカースパイクに起こってきた革新のほとんどって、アディダスがきっかけを作ってきたって部分、あるわけじゃない? プーマ信者の達ちゃん(発起人K)の意見は違うかもしれないけどさ(笑)」

──いや、さすがにそこに関してはあのヒトも否定はできないでしょう。覇道のアディダス、反骨のプーマという図式に関しては。
Thạc sĩ Nagai「かな(笑)。で、長く業界をリードしてきたアディダスだけど、このスパイクを履いてみると、なんていうか、迷いみたいなものを感じるね。自分たちが培ってきたノウハウより、勢いのあるメーカーのやり方に影響受けちゃいました、みたいな」

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Thạc sĩ Nagai「ずっとアディダスのスパイクにはあった風格が、このスパイクからは感じられない」


──かなりお気に召さなかったようですね(笑)。
Thạc sĩ Nagai「召さない(笑)。っていうのは、ボールを蹴ってみると、足が痛いんだから。サッカーって、中国じゃ“足球”だけど、日本だと“蹴球”なわけでしょ。足首を守るのも大事かもしれないけど、蹴るときの感触だってすごく大事なこと。なのに、このスパイクはそこがおろそかにされちゃってる気がする。さっき、キックフィールの項目は何点つけてたっけ?」

──3・5点でございます。
Thạc sĩ Nagai「減点して2・5点だね。これじゃ素足感覚じゃなくて素足そのものだよって思ったプーマのエヴォスピードもそうだけど、なんか、老舗メーカーが老舗らしくないスパイク作るようになっちゃったんだね」

──どのようなところがらしくないと?
Thạc sĩ Nagai「明らかに他社の影響がうかがえちゃうところだね。これがこれからのサッカースパイクです。同業他社のみなさん、どうぞパクリたかったらパクッてください──みたいな、ずっとアディダスのスパイクにはあった風格が、このスパイクからは感じられない」

──ただ、世界中で高品質を評価されるドイツ車であっても、日本車の影響と無縁ではいられないわけで、これだけ新興メーカーが元気な以上、仕方がないことなのでは? 瀕死の状態に陥ったポルシェの復活には、トヨタ式の品質管理が大きな役割を果たしたのも事実ですし。
Thạc sĩ Nagai「それはわかる。でも、アディダスは瀕死じゃないし、クオリティが落ちてきてたわけでもない。ま、これはあくまでも外部からみた感想であって、内側にいる人間の感じ方はまた違うのかもしれないけどね。俺たちが思ってる以上に、このままじゃやべえぞ感が強いのかも」

──確かに、スパイクと言えば天然皮革しかなかった時代と違って、老舗のアドバンテージは着実に薄れてきているのかもしれません。というか、スパイクそのものの良さより、マーケティング戦略の巧拙がモノをいう時代なのかも。
Thạc sĩ Nagai「ま、それは昔もいまも一緒でしょ。そもそも、俺がプーマ好きになったのだって、もともとはマラドーナなんだから。クリスティアーノ・ロナウドが好きな子はナイキを履くだろうし、メッシ好きならアディダス。ただ、昔は選手が契約してるスパイクのメーカーを変えるっていうのは結構な事件だったし、それぐらい、メーカーによってスパイクの造りには違いがあった」

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◆今回は辛口評価となった。

──契約メーカーを変えたのを契機に、一気に飛躍する選手もいれば、不思議なぐらい輝きを失ってしまう選手も。
Thạc sĩ Nagai「いたねえ(笑)。で、いろんなメーカーがある中で、間違いなく本流を作ってたのはアディダスだった。他のメーカーからアディダスに変える選手はいても、アディダスから他に変える選手はほとんどいなかったからね」

──そうでしたそうでした。
Thạc sĩ Nagai「でも、このスパイクを履いてみると、これからもそういう時代が続くのか、ちょっとわからなくなってくる。続くとしても、それはスパイクの力というよりは、マーケティングの力だったり、お金の力なのかなと」

──アディダスの創始者アドルフ・ダスラーが聞いたら嘆くかもしれません。プーマの創始者ルドルフ・ダスラーはせせら笑っているかもしれませんが(笑)。
Thạc sĩ Nagai「あれ、どっちがお兄さんだっけ?」

──ルドルフさんでございます。発揮人Kがプーマ好きなのは、兄よりも弟が優秀な兄弟関係にシンパシーを感じたからではないか、と噂されております(笑)。
Thạc sĩ Nagai「あ、確かに。あそこんち、弟妹優秀だもんね(笑)」

(Đối với vấn đề tiếp theo / hợp tác bảo hiểm · Tokyo Verdi 1969)