サッカー版「徹子の部屋」を目指す ~水内猛 YouTubeはじめます!~
今の子供の夢で上位にくるのがYouTuberだ。しかしながら、元Jリーガーや現役サッカー選手のYouTuberはまだまだ少ない。そんな中、あの元浦和レッズの水内猛さんが満を持してYouTubeを始めるという。何を企んでいるのか?撮影現場にも足を運び話を聞いた。
Koike Kikuchi
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2020/01/28
川越市のフットサルコートに足を運ぶと「忘れた~!大事な三脚忘れたわ!」
水内さんの甲高い声が響いた。
忘れてしまった大きい三脚の変わりとなる机などをコートから借りて設営。全て自力でやる。
「手作り感満載でしょ」
極寒の中、カメラの位置の調整に余念がない。
水内さんのチャンネルは、「練習の実践動画」と「ゲストと食事やお酒を飲みながらのトーク」の2本立てになる予定だ。この日は実践動画を撮っていた。
ちょっと話を聞いてみよう。
――まずYouTubeを始めようと思ったきっかけを教えてください。
水内:これまでもラジオやTOKYO MXでやりましたが、ゲストとトークする番組をずっとやりたかったんです。当然テレビだと予算があったり、スタートするのが色々と難しいんですよ。
ラジオ(水内猛のトーキングフットボール)をやった時はゲストも全て自分でキャスティングして、交渉して出てもらったり。この前のTOKYO MXもしかり。
友達をゲストに招いて話すのは純粋に楽しいし、自分の人脈を生かせることをやりたいと思っていたんです。
――直接、出演者に交渉されてることが多いですもんね。他に理由はありますか?
水内:那須大亮(ヴィッセル神戸を昨シーズンに引退)がやっているのも刺激かな。
――浦和レッズの後輩ですね。
水内:「那須がどんなことやるんだろう?」とは思っていたけれど、そんなにちゃんと見ていなかったんですよ。YouTubeを始めるとなってからは、しっかり見て「凄いゲストがいっぱい出てるな」と。
ただ那須の場合は現役選手だったし、旬な選手たちに話を聞けるというのは彼の特権ですよね。
那須のゲストはYouTubeに理解があるという事だと思うので、「うちの番組にも出て」と言えるんじゃないかなという考えもあって(笑)
――色々と研究していますね(笑)元選手を含めてもサッカー選手でやってる人はあまりいないですよね?
水内:そうだよね。調べたらプロ選手だった人が教える番組もそんなになかったんだよね。専門的なことは難しいけれど、初めて子供にサッカーを教えたいなという時にYouTubeで調べたら出てくるような番組を目指してます。
昔だったら「サッカー入門」的な本を買ってくるじゃないですか。それを映像で実際にやってみれば、見る人はいるんじゃないかなと思って。
あとは1人で自主練する子供も多いと思うんですよ。僕も練習が無い時にどんな自主練をやっていたかなと考えると、意外に工夫してやってたなと。実際にその反復練習で上手くなったと思うので、子供にヒントをあげるような感じかな。
やはり基本が大事なんですよ。僕は基本練習をまともに教わったのは高校に入ってからだったから。インサイドキックやドリブルの姿勢とかも正しいものを子供の頃に身に付けた方が良いのでね。
――サッカー少年もそのお父さんも見ることで自主練の方法を得れるわけですね。
水内:技術的なものに絶対的な自信があれば、それに優るものはないので、基礎技術が大事だよという事を伝えたいし、こういう練習でいいんだよとも伝えたい。そんなに難しい練習でなくてもいいんだよと。
僕だけだったら頭打ちになってしまうので、現役や元選手に来てもらって「こんな自主練をしていたんだよ」というのを教えてもらいたいし、実践してもらいたい。
自主練は、リフティング・ドリブル・壁に向かって蹴ったりするくらいだけど、タイムを課してやったり、みんな目的をもってやってたんだよね。
――続いて「食事やお酒を飲むながらトーク」の内容も教えてください。
水内:ゲストは「こんな人なんだ」という人となりが出せたらいいな。最終的にはサッカーやってる人、やってた人、サッカー好きな人だったら誰にでも出てもらいたいですね。
――サッカー版「笑っていいとも」みたいな感じですか?
水内:ああやって紹介してもらうのもいいけれど「徹子の部屋」かな。サッカーじゃなくても最終的には良いと思ってるし、面白い友達や何かをPRしたい人でもいいし「出してよ!」と言われるような番組になればいいな。
――まずゲストに来て頂くのは浦和レッズのOBからですね。
水内:はい。浦和レッズに関わる人たちにまずは見て頂きたいですし、サポーターの力をここでもお借りしたいです!
――どんなトークをするんですか?
水内:居酒屋トークじゃないけどゲストを呼んで、飲み食いしながらざっくばらんに話そうと考えています。
浦和レッズは昨シーズン良くなかったので、尚更話したいことや聞きたいことはあるよね。客観的に見て、OBとしてどうですかって。「昔はこうだったんだよ」っていう話とかもね。OBは昔話が好きだからさ(笑)でもそれがあながち間違えじゃなかったりもするし。
ーーチャンネルタイトルを「水内猛のオフサイドギリギリ」にした理由は?
水内:自分が書いているアメブロのタイトルと一緒です。以前にTOKYO FMでサッカーコーナーを持つことになったんです。
コーナータイトルを考えながら酒を飲んでいたら、LUNA SEAのジェイさんにたまたま会ったので、相談したんですよ。ジェイさんはサッカー好きなので。
そしたら「水内猛の飲んでるね、やってるね」はと。それ、そのままなんで却下ですね(笑)なんて話しているうちに、「水内猛のオフサイド!」なんて案をはじめ言われたの。
オフサイドじゃんと(笑)
そしたら「水内猛のオフサイドトラップ!」 トラップかけちゃうじゃん(笑)
そのあとに「水内猛のオフサイドギリギリ」
「いいね〜」となりました。ギリギリトークだし、それでいこうと。
個人的に「オフサイドギリギリ」というフレーズが好きで、今回そのまま使わせてもらおうかなと。
ーー名付け親はジェイさんなんですね。
水内:そうだね、ジェイさんだね。ジェイさんにもいつか出てもらいたいですね。
ーー酒飲みながらギリギリトークをしていくわけですね?
水内:酒飲まない時もありますが、ギリギリトークありますね。
ーー自主練の真面目な動画もあり、ギリギリトークありで楽しみですね。
水内:あとはオフサイドかかってるトークもありますね。編集でカットかピーって鳴るのかな。
話してもらう時はオフサイドを気にせず思ったことを話してもらって、上手くオフサイドトラップをかけたいと思ってますよ。
ーーYouTuber水内猛の目標は?
水内:今の小学生や中学生の将来の夢はYouTuberってでてくるじゃない。その後に野球選手やサッカー選手などあったりすると思うけど。
僕の小学生の頃の夢はサッカー選手だったんだよね。サッカー選手にはなれたので、今の子供達の夢の一つをまたこういう形で叶えることが出来るのであれば(笑)
ーー笑ってしまってますが、第二の夢みたいな感じですかね。
水内:やるからには自分でしっかり動いて、自分で企画もして、自分で撮って(笑)
ーーまさに今日も寒い中、凄い体勢で撮ってましたよね。
水内:編集までは出来ないけれど、企画含め出来るところは自分でやっていきたい。それくらい本気でやらなきゃ難しいと思うよ。あとは継続していくこと。継続していくことが1番難しいと思うんですよ。SNSってそうじゃない。
ーー水内さんはブログ・Twitter・インスタ・Facebookとまめに更新されてますもんね。
水内:SNSは嫌いじゃないんだよね。YouTuberという新しいコンテンツで明るく楽しく元気良くやっていきますよ(笑)自分の子供もYouTubeは見てるので、話も出来るしね。時代についていきますよ!
記事中の写真:菊池康平
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水内猛のツイッターはこちら
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忘れてしまった大きい三脚の変わりとなる机などをコートから借りて設営。全て自力でやる。
「手作り感満載でしょ」
極寒の中、カメラの位置の調整に余念がない。
水内さんのチャンネルは、「練習の実践動画」と「ゲストと食事やお酒を飲みながらのトーク」の2本立てになる予定だ。この日は実践動画を撮っていた。
ちょっと話を聞いてみよう。
――まずYouTubeを始めようと思ったきっかけを教えてください。
水内:これまでもラジオやTOKYO MXでやりましたが、ゲストとトークする番組をずっとやりたかったんです。当然テレビだと予算があったり、スタートするのが色々と難しいんですよ。
ラジオ(水内猛のトーキングフットボール)をやった時はゲストも全て自分でキャスティングして、交渉して出てもらったり。この前のTOKYO MXもしかり。
友達をゲストに招いて話すのは純粋に楽しいし、自分の人脈を生かせることをやりたいと思っていたんです。
――直接、出演者に交渉されてることが多いですもんね。他に理由はありますか?
水内:那須大亮(ヴィッセル神戸を昨シーズンに引退)がやっているのも刺激かな。
――浦和レッズの後輩ですね。
水内:「那須がどんなことやるんだろう?」とは思っていたけれど、そんなにちゃんと見ていなかったんですよ。YouTubeを始めるとなってからは、しっかり見て「凄いゲストがいっぱい出てるな」と。
ただ那須の場合は現役選手だったし、旬な選手たちに話を聞けるというのは彼の特権ですよね。
那須のゲストはYouTubeに理解があるという事だと思うので、「うちの番組にも出て」と言えるんじゃないかなという考えもあって(笑)
――色々と研究していますね(笑)元選手を含めてもサッカー選手でやってる人はあまりいないですよね?
水内:そうだよね。調べたらプロ選手だった人が教える番組もそんなになかったんだよね。専門的なことは難しいけれど、初めて子供にサッカーを教えたいなという時にYouTubeで調べたら出てくるような番組を目指してます。
昔だったら「サッカー入門」的な本を買ってくるじゃないですか。それを映像で実際にやってみれば、見る人はいるんじゃないかなと思って。
あとは1人で自主練する子供も多いと思うんですよ。僕も練習が無い時にどんな自主練をやっていたかなと考えると、意外に工夫してやってたなと。実際にその反復練習で上手くなったと思うので、子供にヒントをあげるような感じかな。
やはり基本が大事なんですよ。僕は基本練習をまともに教わったのは高校に入ってからだったから。インサイドキックやドリブルの姿勢とかも正しいものを子供の頃に身に付けた方が良いのでね。
――サッカー少年もそのお父さんも見ることで自主練の方法を得れるわけですね。
水内:技術的なものに絶対的な自信があれば、それに優るものはないので、基礎技術が大事だよという事を伝えたいし、こういう練習でいいんだよとも伝えたい。そんなに難しい練習でなくてもいいんだよと。
僕だけだったら頭打ちになってしまうので、現役や元選手に来てもらって「こんな自主練をしていたんだよ」というのを教えてもらいたいし、実践してもらいたい。
自主練は、リフティング・ドリブル・壁に向かって蹴ったりするくらいだけど、タイムを課してやったり、みんな目的をもってやってたんだよね。
――続いて「食事やお酒を飲むながらトーク」の内容も教えてください。
水内:ゲストは「こんな人なんだ」という人となりが出せたらいいな。最終的にはサッカーやってる人、やってた人、サッカー好きな人だったら誰にでも出てもらいたいですね。
――サッカー版「笑っていいとも」みたいな感じですか?
水内:ああやって紹介してもらうのもいいけれど「徹子の部屋」かな。サッカーじゃなくても最終的には良いと思ってるし、面白い友達や何かをPRしたい人でもいいし「出してよ!」と言われるような番組になればいいな。
――まずゲストに来て頂くのは浦和レッズのOBからですね。
水内:はい。浦和レッズに関わる人たちにまずは見て頂きたいですし、サポーターの力をここでもお借りしたいです!
――どんなトークをするんですか?
水内:居酒屋トークじゃないけどゲストを呼んで、飲み食いしながらざっくばらんに話そうと考えています。
浦和レッズは昨シーズン良くなかったので、尚更話したいことや聞きたいことはあるよね。客観的に見て、OBとしてどうですかって。「昔はこうだったんだよ」っていう話とかもね。OBは昔話が好きだからさ(笑)でもそれがあながち間違えじゃなかったりもするし。
ーーチャンネルタイトルを「水内猛のオフサイドギリギリ」にした理由は?
水内:自分が書いているアメブロのタイトルと一緒です。以前にTOKYO FMでサッカーコーナーを持つことになったんです。
コーナータイトルを考えながら酒を飲んでいたら、LUNA SEAのジェイさんにたまたま会ったので、相談したんですよ。ジェイさんはサッカー好きなので。
そしたら「水内猛の飲んでるね、やってるね」はと。それ、そのままなんで却下ですね(笑)なんて話しているうちに、「水内猛のオフサイド!」なんて案をはじめ言われたの。
オフサイドじゃんと(笑)
そしたら「水内猛のオフサイドトラップ!」 トラップかけちゃうじゃん(笑)
そのあとに「水内猛のオフサイドギリギリ」
「いいね〜」となりました。ギリギリトークだし、それでいこうと。
個人的に「オフサイドギリギリ」というフレーズが好きで、今回そのまま使わせてもらおうかなと。
ーー名付け親はジェイさんなんですね。
水内:そうだね、ジェイさんだね。ジェイさんにもいつか出てもらいたいですね。
ーー酒飲みながらギリギリトークをしていくわけですね?
水内:酒飲まない時もありますが、ギリギリトークありますね。
ーー自主練の真面目な動画もあり、ギリギリトークありで楽しみですね。
水内:あとはオフサイドかかってるトークもありますね。編集でカットかピーって鳴るのかな。
話してもらう時はオフサイドを気にせず思ったことを話してもらって、上手くオフサイドトラップをかけたいと思ってますよ。
ーーYouTuber水内猛の目標は?
水内:今の小学生や中学生の将来の夢はYouTuberってでてくるじゃない。その後に野球選手やサッカー選手などあったりすると思うけど。
僕の小学生の頃の夢はサッカー選手だったんだよね。サッカー選手にはなれたので、今の子供達の夢の一つをまたこういう形で叶えることが出来るのであれば(笑)
ーー笑ってしまってますが、第二の夢みたいな感じですかね。
水内:やるからには自分でしっかり動いて、自分で企画もして、自分で撮って(笑)
ーーまさに今日も寒い中、凄い体勢で撮ってましたよね。
水内:編集までは出来ないけれど、企画含め出来るところは自分でやっていきたい。それくらい本気でやらなきゃ難しいと思うよ。あとは継続していくこと。継続していくことが1番難しいと思うんですよ。SNSってそうじゃない。
ーー水内さんはブログ・Twitter・インスタ・Facebookとまめに更新されてますもんね。
水内:SNSは嫌いじゃないんだよね。YouTuberという新しいコンテンツで明るく楽しく元気良くやっていきますよ(笑)自分の子供もYouTubeは見てるので、話も出来るしね。時代についていきますよ!
記事中の写真:菊池康平
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