Người độc lập của nhà sáng lập K · Phiên bản thêm VOL 9 "Đó là một phản công lớn từ 29,9% mỡ cơ thể / tôi đang xâm nhập vào cơ thể của tôi! Phần 2 · Gặp gỡ huấn luyện viên cá nhân vì lợi ích. "
Nhà tài trợ Kinggear · Kaneko Teruhito (50 tuổi) thách thức việc tu sửa cơ thể! Không phải là nó "không thể trở thành cơ thể xấu hổ ngay cả khi đi đến hồ bơi với trẻ em"!? Gặp phải đó sẽ là một vị cứu tinh trong ghế của sake yêu thích ...
Vàng Daren
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2016/09/29
<VOL 1 ở đây>
なんでこんなに無様で無残な身体になってしまったのか。
理由の一つが酒にあることは間違いない。
大学時代、居酒屋から救急車で運ばれること2回。 社会人時代、先輩の家をゲロまみれにしたこと数知れず。うち2度は結婚披露宴のあと「このままウチに泊まっていけよ」というお言葉を鵜呑みにしてホントに泊まってしまった上の、ゲロまみれ。
あろうことかそのうちの一度は、トイレまでたどり着く途中で催してしまい、「いかん、うぷぷっ」となったところを手で受け止めようとしたのだが受け止めきれず、しかもまだ酔いが残っていたものだから、結果的に新居の壁にゲロまみれの手形スタンプをペタペタペタ、と‥‥。
てなわけで元来酒は決して得意な方ではなかったのだが、忘れもしない36歳の時、いまはすっかりタレントさんとしても人気を博している「男の中の男」の格闘家を取材することになりまして。
ま、激しく鍛えられました。端的にいうと、お酒の世界の「戸塚ヨットスクール」に入ったようなもので。
思えば、このあたりから酒量が一気に増え、それと比例する形で身体は崩れ始めるのだが、あんまり飲めなかったものがかっつりイケるようになるというのは、なかなかに楽しいことだった。
でもって、だんだんと業界に「カネコって結構飲むらしい」という噂が広がったらしく、ついには大手酒造メーカーさんから「わが社と契約していただけませんか」なんてお話まで舞い込んできた。
「最近は若い世代の酒離れが進んでおりますので、様々な機会にお酒の素晴らしさを訴えていただければ」
「え、それだけでいいんすか?」
いやあ、契約金以外にもお酒はじゃんじゃんいただけるし、スコットランドには二度も連れていってもらえたし、人生で一番おいしい契約の一つでした。
なので、身体は不細工になってしまったけれど、それをはるかに上回るいろんなものをお酒からはいただいていることになる。40歳近くになってから、なぜか二日酔いというものがまったくなくなったこともあり、以来現在にいたるまで、酒をやめる気、まったくなし。
そもそも、なぜ酒が好きかといえば、酒自体がおいしいというのもあるのだが、それよりなにより酒席の雰囲気自体が好きなのかもしれない。気心しれた仲間と飲むのも楽しいし、家族や親戚で飲むのも楽しい。まったく知らない人と知り合うのもまた楽しい。
で、今回の出会いも酒がきっかけでした。
来年あたりからは子供をプールに連れて行かねばならん。醜い身体をさらけ出すのはやっぱり情けない。かといってスポーツクラブの通うのも‥‥と逡巡を繰り返していた7月下旬のことだった。
キングギアのミーティングが終わったあと、みんなで飲みに行こうかという話になった。新しくスタッフに加わってくれたカトリエさんの歓迎会みたいな意味もあったような。
その日は大変に暑かった。なので辛いものとシュワッとしたものが飲みたかった。店を決めるのは最年長であるわたしの特権である。
「あのお、俺、辛いの苦手なんですけど」とか抜かすしもべの戯言は完全黙殺。じゃ、タイ料理ということで。ビール、ソムタム、プーパッポン。カーッ、たまらん。あ、パクチーだけは抜きでお願いします。でもって次はハイボールを!‥‥とまあ、いつものように快調に飛ばすわたしだった。
と、そこでスタッフの一人、この間までプーマに勤めていたイケちゃんが「カネコさん、ちょっといいですか」。 ああいいですともいいですとも。で、何?
「ちょっとぼくの友達紹介させてもらっていいですか。在日のコリアンでキム・ガンミョンって言うんですけど」
あ~初めまして‥‥と握手をかわしながら、ちゃんと左手は右肘のところに添えたわたしである。最初の出会いから、もう四半世紀以上。在日コリアンとの付き合いは長い。
「彼、韓国とかタイでプロの選手としてプレーしてたんですけど、いま、パーソナルトレイニングジムを、やってるんですよ」
パ、パーソナルトレイニングジム、だとお!?
(以下次号へ)
なんでこんなに無様で無残な身体になってしまったのか。
理由の一つが酒にあることは間違いない。
大学時代、居酒屋から救急車で運ばれること2回。 社会人時代、先輩の家をゲロまみれにしたこと数知れず。うち2度は結婚披露宴のあと「このままウチに泊まっていけよ」というお言葉を鵜呑みにしてホントに泊まってしまった上の、ゲロまみれ。
あろうことかそのうちの一度は、トイレまでたどり着く途中で催してしまい、「いかん、うぷぷっ」となったところを手で受け止めようとしたのだが受け止めきれず、しかもまだ酔いが残っていたものだから、結果的に新居の壁にゲロまみれの手形スタンプをペタペタペタ、と‥‥。
てなわけで元来酒は決して得意な方ではなかったのだが、忘れもしない36歳の時、いまはすっかりタレントさんとしても人気を博している「男の中の男」の格闘家を取材することになりまして。
ま、激しく鍛えられました。端的にいうと、お酒の世界の「戸塚ヨットスクール」に入ったようなもので。
思えば、このあたりから酒量が一気に増え、それと比例する形で身体は崩れ始めるのだが、あんまり飲めなかったものがかっつりイケるようになるというのは、なかなかに楽しいことだった。
でもって、だんだんと業界に「カネコって結構飲むらしい」という噂が広がったらしく、ついには大手酒造メーカーさんから「わが社と契約していただけませんか」なんてお話まで舞い込んできた。
「最近は若い世代の酒離れが進んでおりますので、様々な機会にお酒の素晴らしさを訴えていただければ」
「え、それだけでいいんすか?」
いやあ、契約金以外にもお酒はじゃんじゃんいただけるし、スコットランドには二度も連れていってもらえたし、人生で一番おいしい契約の一つでした。
なので、身体は不細工になってしまったけれど、それをはるかに上回るいろんなものをお酒からはいただいていることになる。40歳近くになってから、なぜか二日酔いというものがまったくなくなったこともあり、以来現在にいたるまで、酒をやめる気、まったくなし。
そもそも、なぜ酒が好きかといえば、酒自体がおいしいというのもあるのだが、それよりなにより酒席の雰囲気自体が好きなのかもしれない。気心しれた仲間と飲むのも楽しいし、家族や親戚で飲むのも楽しい。まったく知らない人と知り合うのもまた楽しい。
で、今回の出会いも酒がきっかけでした。
来年あたりからは子供をプールに連れて行かねばならん。醜い身体をさらけ出すのはやっぱり情けない。かといってスポーツクラブの通うのも‥‥と逡巡を繰り返していた7月下旬のことだった。
キングギアのミーティングが終わったあと、みんなで飲みに行こうかという話になった。新しくスタッフに加わってくれたカトリエさんの歓迎会みたいな意味もあったような。
その日は大変に暑かった。なので辛いものとシュワッとしたものが飲みたかった。店を決めるのは最年長であるわたしの特権である。
「あのお、俺、辛いの苦手なんですけど」とか抜かすしもべの戯言は完全黙殺。じゃ、タイ料理ということで。ビール、ソムタム、プーパッポン。カーッ、たまらん。あ、パクチーだけは抜きでお願いします。でもって次はハイボールを!‥‥とまあ、いつものように快調に飛ばすわたしだった。
と、そこでスタッフの一人、この間までプーマに勤めていたイケちゃんが「カネコさん、ちょっといいですか」。 ああいいですともいいですとも。で、何?
「ちょっとぼくの友達紹介させてもらっていいですか。在日のコリアンでキム・ガンミョンって言うんですけど」
あ~初めまして‥‥と握手をかわしながら、ちゃんと左手は右肘のところに添えたわたしである。最初の出会いから、もう四半世紀以上。在日コリアンとの付き合いは長い。
「彼、韓国とかタイでプロの選手としてプレーしてたんですけど、いま、パーソナルトレイニングジムを、やってるんですよ」
パ、パーソナルトレイニングジム、だとお!?
(以下次号へ)