
Một vận động viên tài năng được Otani hỗ trợ! Một cuộc phỏng vấn gần gũi với vận động viên người Uganda Kasumba, người đang hoạt động tại Nhật Bản
2024年8月より独立リーグ旭川Be:starsに所属するアフリカのウガンダ出身のカスンバ・デニス選手。生卵をキャッチするトレーニング動画がSNSでバズり、一躍有名人に。その後、次々とユニークな練習風景を投稿すると、ついにドジャースの大谷翔平選手からもフォローされることとなり、さらに話題となった。SNSで有名になりウガンダから日本にやってきた若き野球選手に、コメンテーターの元日本ハムファイターズ・杉谷拳士氏が、北海道で密着取材を行った。※トップ画像:(C)AbemaTV,Inc.

ユニークな練習法は日本でも健在
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深川市にある旭川Be:starsの練習場にはチームのユニフォームに身を包んだカスンバ選手の姿があった。プロテクターや捕手の道具の手入れをしていたが、なんとこの道具はメジャーリーグのオールスターの会場で、同じキャッチャーであるサルバドール・ペレス選手やマーティン・マルドナード選手から貰ったものであるという。
そんなカスンバ選手の練習風景は、日本でも一風変わったものであった。重ねたタイヤの上に乗り2.5Kgのレンガを重りとして腕に紐で吊るし、不安定な状況でもぶれない下半身や安定した“フレーミング”というキャッチの技術を磨いていた。密着取材のレポーターである杉谷氏も同じ練習法に挑戦したが、あまりのキツさに顔をしかめながら「肩痛いね」と声を絞り出した。「しっかり固定してないといけないから、フレーミングの技術の向上にはすごく良い。これをウガンダでやっていたんだね」と、若き異国の選手に感嘆の声を漏らした。
野球道具もない環境から世界へ飛び出す「若き力」
ウガンダでのユニークな練習動画が世界各国に広まり有名になったカスンバ選手だが、その道のりは決して平坦なものではなかった。野球器具の少ないウガンダでは、ボールの代わりに石を投げて投球の練習をしたりタイヤを使ったり、さまざまな趣向を凝らしたトレーニングを重ねていた。雨の日には、大きな荷物を担ぎ上げ足腰を鍛えていたことも。ウガンダは2019年アフリカ選手権2位だが、野球人口は推定5,000人ほどといわれており、これからの発展が期待される国だ。
そんな厳しい環境の中トレーニングを重ねていたカスンバ選手だったが、現在は球団が契約しているトレーニングジムで、フィジカルトレーナーが考案したメニューに励んでいる。カスンバ選手は「ここに来た時にはたくさんの良いマシンがあって驚いた。トレーナーさんも助けてくれるし、いいトレーニングができている」と、汗を滴らせ嬉しそうに語った。
杉谷氏やコーチと練習後にラーメン店に赴き、好物の醤油チャーシューメンを大盛で注文し、あっという間に平らげてしまう。空腹の時は4杯も食べるというから驚きだ。杉谷氏にラーメンの啜り方を教わりながら和気あいあいと食事を楽しむカスンバ選手だが、ウガンダにいる時もいっぱい食べていたのかと尋ねられると、ウガンダではこんなに食事を食べることはできなかったと小さく答えた。
2006年まで内戦が続き、貧困層が42.2%を占めるというウガンダ。内戦で父を亡くし母は子どもたちを置いて家出したため、祖母に育てられたカスンバ選手は、満足に食事がとれなかったという。来日してからは、ジムにも行けるし体重も10kg以上増え、すべてが変わったと語った。チームメイトと暮らす寮では、夕食のハヤシライスを他のチームメイトより大きな器に手ずから山盛りよそっていた。スタッフが「それ、あなたのお皿?大きいですね?」と問いかけると「小さいよ!」と笑いながら答えた。チームメイトからは「食べる量が多くてこれからが楽しみ」という期待の声も。
「いただきます!」と日本流のご飯前の挨拶も教わり、ハヤシライスを口に頬張るカスンバ選手からは「カレーライス、ベリーナイス」というダジャレも飛び出した。チームメイトから「カレーじゃないんだけど」と突っ込みが飛び、笑いが絶えない食卓。明るく、自然と人が集まるというカスンバ選手の人柄がうかがい知れる食事風景だった。
「いつかは世界一のキャッチャーに」語る熱い思いに
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「日本に来たことで夢に近づいているという感じがしてとても嬉しい」と語るカスンバ選手。充実した環境で野球に打ち込める生活の中で、将来日本のプロ野球に行き、そしていつかメジャーリーグに行って世界一のキャッチャーになるため戦いたいという夢を真剣なまなざしで語った。この熱い思いに杉谷氏も「なれるよ!」と熱く抱擁しカスンバ選手を鼓舞した。
密着取材を行った杉谷氏は「21歳ということで筋力もしっかりしていて肩とリストも強い、バッティングも力強い」「まだまだ自分の体を使いこなせていない、もっと使い方がよくなったら伸びしろがまだある選手」と、興奮気味に未来あるカスンバ選手に期待を寄せた。
"Giờ thể thao ABEMA"
タイトル:#60
配信日:2024年11月3日(日)夜10時~10時30分 ※生放送 毎週日曜日配信
内容: スポーツ界をにぎわせている話題かた最新情報まで、番組ならでは視点で取り上げる"スポーツ"が一層面白くなる番組。
*Thông tin trong bài viết này có giá trị cập nhật tại thời điểm xuất bản.